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2004年 8月7日 西宮市立北夙川小学校
第30回記念サマーフェスティバル・イン越木岩
ほんと、この日は到着するまでに気力を使い果たしたって感じで…。
車で西宮へ向かったが、高速が事故で通行止め。それに伴い、高速から連絡している国道が大渋滞。抜け道を行こうにも山道なので抜け道一切無し。
結局途中から大急ぎで最寄りのJRの駅に行き、新幹線で新神戸に向かうハメに…。
新幹線に乗ったのが7時前で、8時会場到着の可能性が薄くなっていたが、とにかく駅の中で走りまくり!!岡山を出て、会場に到着するまで5時間半かかりました…。高速が通行止めの時は、素直に電車で行くべきですな。いい教訓。

そんなこんなで数々の苦難を乗り越え、苦楽園口に着くと8時ジャスト。
とにかく小学校の方向に向かって猛ダッシュ!まだ大きな音は聴こえない。
入口に近づくと「もう今日は中止ですよ〜」と呼び掛けている警備員がいた。でも、とにかくステージに向かうしかない。

やぐらをバックに演るぜ! ステージ前に着くと、すでにメンバーが立っていて、これから始まるところ。
間に合った!奇跡だ!!お客さんもかなり集まっていて、ステージ前に押し寄せギュウギュウ。そこを無理矢理押しのけて前に行く私とハニー(笑)

前髪をパッツンと切ったマーヤ、そしてマーヤとは対照的に髪がのびてきたシンジ君。そして、2人を見つめながらチョット緊張ぎみのリーダー。

「中止になってしまって、無理を言って1曲だけ演らせてもらいます。西宮のキングブラザーズです。」
とリーダーが挨拶し、始まった曲はルル!ギャ〜〜〜〜!!うれし〜〜〜〜!拳を思いっきり上げ、力いっぱい身体を揺らす。一番聴きたかった曲が聴けて最高だ!!!疲れが一気に吹っ飛ぶ。
途中のマーヤタイムでは、「さぁ行こうぜロックンロール!ココは西宮!」とか言ってたような。久しぶりに「トゥットゥットゥル トゥルルルル〜♪」と叫ぶ。嬉しさを力一杯声にする。一目見れただけでも本当に嬉しい。客の盛り上がりもハンパじゃない。

ふと
最前を見ると、何も考えずに居たと思われる中学生くらいの少年が耳をふさいでスッゴイ嫌そうな顔(笑)
最前から抜け出せなくて戸惑っている様子。あらあら…。

足場に登ったマーヤ 髪のびかけシンちゃん 私の手ではありません。

曲の最後、リーダーがマーヤに耳打ちする。そこで、『絶対何かやらかす!』と直感した私。

ルルが終わったと同時に、マーヤが次の曲のイントロを弾きだす!やった!!!やってくれた!!!周りから大きな歓声が上がる。

「あれぇ〜?1曲のつもりだったんですけどぉ?このまま終わってたまるかー!」
「ハイ、ダンスのお時間ですよぉ!!」
とリーダーが叫び、2曲目。京都で一番最初にやってた曲だ。(かなり前から演ってる曲なんですが…曲名が未だに分かりません)
照明が落とされても演るぜ!私はここぞとばかりに踊る!飛ぶ!マーヤはステージ端の足場に登り、客を煽りまくる。こうでなくっちゃ!
足場の下では、祭りのスタッフが慌てているのが見える(笑)そして大ジャ〜ンプ!

その後、アンプとマイクの電源がプッツリと落とされてしまった。
リーダーはギターをアンプの上に置き、『クソッ!』といわんばかりに怒りを込め、マイクスタンドをステージ袖に投げつけた。
そして、客に一礼しサッサと退場。

ステージ上にはドラムの音だけが激しく響きわたる。マーヤはマイク無しの生声でスクリームしながら、シンジ君と向かい合い、最後までギターを弾きつづけた。
そしてステージの照明も落とされ、「終了しますー!」という主催者の声がステージ袖から響き、約10分間のライヴは終了した。

シンジ君は、スティックを客席に投げて退場。マーヤは客席に向かって生声で「ロックンロール!!!」と叫び、フラフラになりながら退場していった。
見れるか見れないかギリギリのところで必死にココまでやってきた私達にとっては、すごく嬉しかったし、濃い10分間だった。よくやった!キングブラザーズ!!
機材だけが残ったステージ
せっかく来たし、少しでも夏祭り気分を味わいたかった私とハニーは、子供達に混じってヨーヨー釣りをした。
2個のヨーヨーをつきながら、西宮北口までちょっと寄り道。そして、帰路についたのであった。

私も含め遠征組のミナサマ、ほんとにお疲れさまでした…。

BGMはO.P.KINGで。

お祭りに参加された皆様、お疲れさまでした〜
上の写真は、私の愛するハニー(♀)に捧げます…★


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