2006年 2月25日 神戸スタークラブ
SET YOU FREE TOUR2006〜KING BROTHERS meets SET YOU FREE&Baby&CIDER「僕は脱落者」レコ発&ダブルオー・テレサ「こちらロックンロール天国」レコ発ツアー
Baby&CIDER(ワタナベイビー&かせきさいだぁ≡)/ダブルオー・テレサ/
KING BROTHERS

今年初のキング、そして初めて林田リンダさんを見る日がやってきた!
ドキドキしながら6時すぎにスタークラブに行くと行列が。どうやら少し入りが遅れてるらしい。久々に来たぜスタークラブ!!キングは今日トリみたいだ。

Baby&CIDER、ダブルオー・テレサと終わり、前方真ん中に陣取る。
緊張で胃がニュルニュルするなァ…と思いながら待っていると、背の高いニィちゃんがドラムのセッティングを始めた。ん?もしかしてこの人??リンダさんて!!
ヒゲを生やした細身の長身。顔の彫りが深くて、平井堅似?!メンズノンノとかのモデルやってそうな感じ…。想像してたよりもイイ男だ。

リーダー&マーヤも登場。リーダーはずいぶん髪がのびている。伸ばしっぱなしなんだろな。
マーヤは黄色のジャージ…いや、ウィンドブレーカーだっだかも?とにかく黄色かった。しかもヨネックス(笑)ほんとはSET YOU FREEのブログに載ってる赤い服を見たかった。
全員一通りセッティングを終え、奥の扉へと消えていった。あーいよいよだ。いつも以上に緊張するぅ。

5分ほど間を空けて、スーツのリーダー&マーヤ、そして骨Tシャツに骨グローブ、グラサンをかけたリンダさんが登場。ほんとにホネホネだ。

「こんばんわ。西宮から来たキングブラザーズです。行こうぜロックンロール!行こうぜスタークラブ!」
とリーダーが叫び、1曲目はルル。おっ、なかなか良いかも!最初からジワジワと熱くなってきた!!赤い照明もたまらない。
マーヤタイムでは、「久々に帰ってきたぜー!」
そしてステージとフロアの境目にある格子(?)を見て
「こんなとこに賽銭箱があるじゃねーか!」(←ほんとに賽銭箱みたいなのだ。言葉ではうまく説明できないけど…。)
「ブルースに御利益はいらねー!」とか何とか。
場所的にスクリームが聴こえにくかった。久々に間近で見るマーヤは、眉毛が無くてステキ〜☆★あはん……。

2曲目は消えうせろ。極悪な感じの流れが良い。あーこれこれ!久々にキングの極悪グルーヴを感じて、音に身を委ねている自分がいる。
私の大好きなキングがここにいる。あー気持ちいい!身体がどんどん揺れていく。
マーヤの動きがいつにも増して高速だ。目にも止まらぬ速さ。すでに汗が滝のように吹き出している。同時に唾液も。
スクリームした後にフロアに向かって何回もマイクを投げていく。直撃はしなかったけど、毎回拾うスタッフさんが大変そうだ(笑)

多分ライヴで聴いたのは初めての100%の後、「マッハ倶楽部いってみよう!」とリーダーが叫んでマッハ倶楽部へ。
フロアが待ってましたとばかりに盛り上がる。しかし…いつものマッハとは何かが違う。ん??スピードがやたら遅くないか??オイオイ、これじゃ音速(マッハ)じゃなくて、時速クラブになってますがな……(笑)

違和感を感じながらも身体を揺らしているとマーヤタイム突入。
汗や唾液が最前の女の子に降りかかっていて、女の子が腰を引いて身をよじっている様子がおかしい。
「ブルースの話でもしようか!小山雅史ブルース!!」
「俺は山の手育ちのボンボンだけどよー!」
「昔は手に入らないと思っていたブルース!最近ブルースの秘密に辿りつきまして!」
「それは一体ナンだ?それはロックンロールって叫ぶことだー!!」
途中いろいろ叫んでいたが聞き取り不能。しばしスクリームした後
「ここまでの話をまとめて言うと!ロックンロールで完璧さーー!!」
その後客に向かって「ロックンロールでっ?」と言った後にマイクを向け、「完璧さー!」とフロアが盛り上がる。

しかし、スピードの遅さがとにかく気になる。
マーヤタイムの後からリンダさんのスタミナが切れだし、いっぱいいっぱいになってのり遅れていくのがあからさまに分かる。
おーい!頑張ってくれよ!のり遅れてますよ、あーた!!

「イェイ!イェイ!」とリーダーとマーヤが交互に叫び出す。
この曲知ってるけどタイトルが思い出せない…。BLUESにこんな曲入ってたっけ?(帰宅してCDを見てから、ドゥードゥースクラッチであることが判明)ステージの端に身を乗り出して「リンダグルーヴ!(?)」と叫ぶマーヤ。
こっちにも汗が飛んできそうな至近距離。スクリームする度、顎から唾液と汗が混じった液体が糸を引いてしたたり落ちていく。
あぁ素敵…。こういうマーヤの姿、たまりません。最高に萌えるわぁ…。

「アンタの踊りが足りない!まだまだ足りない!」
とフロアを指差すリーダー。☆☆☆☆へ突入。
「ケツを揺らしてさぁ!」と叫びながら、久々にカクカクダンスを披露(笑)しかもけっこう多めにやってくれる大サービス。
いやーやっぱり良いなぁ。リーダーのダンス指導。メンバーを指さして
「いぃ気持ちなのはぁ!この彼とぉ!(マーヤ)この僕とぉ!(リーダー)この人(リンダさん)だけなんじゃないのぉ?アンタがロックを感じてるとこ見たいんだよぉ!さぁケツを揺らしてさぁ!!」
とさらに客を煽るリーダー。いひひひひ。私も気持ちいいぜ!!
曲の終盤でうつぶせに倒れて、魚が跳ねるような動きをしがらギターをかき鳴らすリーダー。
キャーーッ!エロイ!!エロすぎる!!思わず乙女ポーズになりそうでした(笑)

この後にメンバー紹介。
「西宮南部でブルースを手に入れた男!コヤママサフミ、マーヤ!」
「そして紹介します!大阪の●●(←肝心の地名が聞き取れず)という街でズンズンズンズン鳴らしてた男ぉ!紹介しよう!骨の男!リンダ!林田リンダ!」
私は地名聞き取れませんでした(泣)誰か知っている方教えてください…。

「じゃあ、明日をこえろという曲を聴いてください。」
やったー!嬉しい!!すごく聴きたかった!!
3人向かいあわせになり、せーので「ワン、ツー、スリー、フォー!」とかけ声。こんな事してるのって珍しい?!
この時の図がすごく良かった。3人がひとつになってきてると確信。
曲の中盤にさしかかった時、マーヤがステージの端に寄って客に背中を向ける。そしてそのまま寄り掛かってくるではないか!まさか来るとは思ってなくてビックリしたけど、ダイブにしては緩やかすぎるな〜(笑)
私も一緒になって身体を支える。左足を一人で支えるのはツライぜ…。
後ろに流れていくかと思いきや、前方で留まりすぐに戻されていく。

マーヤを支えていたわずかの間にステージの上ではいろんな事が起こっていた。
いつのまにかリーダーのギターの弦が切れ、リンダさんはグラサンの左レンズが外れていた。あらら。
「キングブラザーズ!キングブラザーズ!!キングブラザーズ!!」
と何回も叫んで、ちょっとフラつきながらリーダーが去っていく。
マーヤもギターを置く。まだまだ叩いているリンダさんの方を向き、以前もやっていた念力ポーズ(ジョンスペがテルミンを演奏するポーズ)。何なんだこれは(笑)
「ファックユーー!!!」とマーヤが最後に絶叫して終了。

あとせめてもう1曲はやって欲しい。当然アンコールあるよね?
誰も動かずに、ひたすら手拍子をするものの…いくら待ってもアンコールの気配無し。そのままステージ上では片付けが始まってしまった。残念。

不安ばかりが先立っていたけど、リンダさんは許容範囲だった。
もっとスタミナつけて頑張って欲しい!今のままではワンマンなんてできませんぞ(笑)
でも、パワーがもらえた良い夜でした☆これからのキングブラザーズに期待!!

セットリスト
1.ルル
2.消えうせろ
3.100%
4.マッハ倶楽部
5.ドゥードゥースクラッチ
6.☆☆☆☆
7.明日をこえろ


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