2008年 12月26日 心斎橋クラブクアトロ
キングブラザーズワンマンライブ!!
西宮バイオレンスブルースが炸裂するパーフェクト皆殺し集会 2008 
special guest/DODDODO

今年の締めくくりのワンマン。もはや「ワンマンは年末」が定番になりましたね。
職場を定時に脱出し、新幹線に飛び乗り、心斎橋に着いたら7時50分くらい。地下鉄の中で「もうスギムさんの前説が始まった」というメールが来てたので、焦ってクアトロへ。
フロアに入ったら、すでにアルビニ演奏中。チケを2週間前くらいに買ったのに整理番号が100番台だったので「…これはクアトロガラガラか?大丈夫なんか??」と客入りが心配になっていたんですが、入ってみるとかなりの数のお客さんが入っていた。内心ホッ(笑)

フロアから一段上がったマーヤ側の場所で鑑賞。タイチさんがほとんど見えません。すでにフロアはかなりの盛り上がりでした。
マーヤの頭がボリューム増して、よりキノコっぽく、そしてリーダーは10月よりもさらに髪を切ってる感じでした。

前フリが長かったParty。途中で「マイクに当たってケガするなッ!ボケー!!」と言いながらフロアにマイクを投げつけるマーヤ。そう言ってるそばからケガしますってば…(笑)この曲はエロカッコ良さが増してました。

「BLUES」の中でもかなり好きな部類に入る曲、Zeppelinが聴けたのも嬉しかった。コーラス部分を歌ってるマーヤがセクシー。
前のめりになって、叫びまくるリーダーも凄い。このあたりからやっと私もエンジンがかかり始めました。

スパイボーイズでフロアにダイバー出現(多分)。最近あまり見なかった光景なのでちょっと新鮮。
さらに、のりおくれんなが来る流れが良かったです。マーヤのスクリーム絶好調!
シンノスケさんが前に出てきて、リーダーから「白いスーツの男!ミスターシンノスケぇ!!」と紹介されベースを弾こうとするが、出だしがうまくいかない。
少しもたつきましたが(笑)バッチリ決めてました。その後、後ろに引く途中マーヤとシンノスケさんがイイ表情でハイタッチ☆微笑ましいというか、ニヤリとしてしまう瞬間でした。

この後の空っぽから音が物凄いハウリング(?)しだして、リーダーの歌声が全く聴こえなくなってしまった。
唯一ドラムとベース音は聴こえる感じ。なんか全体的に音がグチャグチャだ。なんじゃこりゃあーー??鼓膜の弱い私には辛い。
リーダーも音が取りにくそうな様子。「早く誰か直してくれ〜!!!」と思ったが、全然治らず。これで相当テンション下がりました……ガックリ。

ROCKとかSPACESHIPのあたりも音が割れたまんまで、うるさすぎて曲に集中どころじゃなかったです。残念。
あ、SPACESHIPはミラーボール回っててキレイでしたよ。それくらいの印象しかない(笑)

もえつきたいのあたりからは音割れが気にならなくなりました。少しは改善してたのかな?それとも爆音で気にならなくなったせいかも。
もえつきたいの後にいきなりキングビート。えええええ?今キングビートもって来る??
大好きな曲なんだけど、ここでキングビートはないだろう?頭に?マークが浮かんでいるも、身体は勝手に動いてしまう。
キングビートは無条件に身体が反応してしまうわー!でも、曲もってくるタイミングをもう少し考えて欲しかったです。

キングビートに続き、マッハクラブ。ここで本日初のマーヤタイムが。
フロアを見回し、
「なんや、思ったよりたくさんおるな!」
うははは。マーヤも客入りが心配だった様子。私もです。
「俺は、10年やってこのザマや!!10年やってこのザマやーーーっ!!!」
と自虐的なスクリーム。ちょっと複雑な気持ちになりました。でも、ここまで続けてる事自体が、いろんな意味でスゴイ思う。

「10年前から知ってる奴?」と客に挙手させるも、ポロポロとしか手が挙がらない。それを見て
「挙げとけやーーーーーッッ!!!!」
キングファンは正直者が多いんですよ(笑)

「ニシノミヤを世界中で言ってきて、ニシノミヤは小さくなくなったっ!!」
「ここまでできたのも、オマエが10年間来てくれたからやーーーっ!!」
と感謝の言葉。
マーヤタイム中にバックでかかってたメロディー?リズム?が今までとは違ったモノになっていて、今までのキングにはなかったような音に変化していて、かなり新鮮でした。

★★★★で、人がイッパイのフロアに乱入。
私もフロアに降り、タイチさんの真後ろに待機。ドラムのスティックが今にも顔にブチ当たりそうで、「これ当たったら、顔潰れるだろうなァ…」とか考えてしまってビクビクもん。
ドッカンドッカンとビートを身体全部で感じられるので、この位置は気持ちいいです。
リーダー側からビールを撒かれたり、マーヤに抱きつきながら持ち上げてる人がいたり、メチャクチャな状態。

ルルでは、リーダーがバスドラの上に立って、客を煽る、煽る!
マーヤは下のフロアから一段上がったとこでニシノミヤコールを強要。最初はどのタイミングでコッチも返したらいいか分からず、マーヤと客がお互い戸惑うものの(マーヤ苦笑)、タイチさんがドラムでお客さんが返すタイミングを叩いてくれたので、うまくこちらも返すことができました。

いつも以上にグシャグシャ状態で本編終了。
少し楽な体勢になったので、ドラムの前に回りこんでニシノミヤコール。
再び出てきたリーダー、
「まだまだやりますんで、どうか20年先、30年先、40年先も追いかけてきてくださぁい!」
と挨拶。まだ止まらないで欲しいです。ホントに。

アンコールでは、☆☆☆あたりから物凄い圧迫。
ドラムに突っ込みそうになるものの、なんとか耐える。ぐええええ。圧迫に耐えながら全く動けないままメッセージへ。
この曲は、じっくりと聴き入ることができました。
メッセージは私の「2008年下半期・心の歌」です。包丁でザクザクとメッタ刺しにしがら、背中を押してくれた曲です(笑)
周りを見回すと、それまで暴れていた人達も静かになって、聴き入っていましたね。皆それぞれに思い入れがあるのかも。

2回目のアンコール呼ぶときは何故かニシノミヤコール無し。
ビッグボスで再び圧迫が。物凄い体勢になりながらなんとかドラムに突っ込まないよう頑張る。
そういえば、アンコールではシンノスケさんの髪が全部おりて、七三分け状態になってたのがチョット笑えたなー。

明日をこえろの出だしで、斜め後ろからビールを浴びせられ、目に入って痛いっ!ビールを浴びせていたのはクリトリック・リスのスギムさん。
ビールを撒いた後にマーヤ前に無理矢理突っ込んできて、かなり危なかったです。足元がビールで滑って、余計ドラムに突っ込みそうなんですけどーーっ!!
明日をこえろは好きな曲だから、曲に集中したいのに、集中力途切れるやら、腹が立つやら。
スギムさん、悪ふざけの度が過ぎてたように思いますよ。

そんな事を思ってる間に曲は終わり(泣)、
「今日ここに来てくれた皆さん、ロックンロールを信じるそのハートに、最大のロックンロールの敬意を!ありがとぉぉぉ!!!」
とリーダーのお言葉。リーダーはマーヤにマイクを渡す。
「来年からも!頑張るからあーー!!!ロックンロォォーーール!!!」
とマーヤが元気に挨拶。今年最後のライブが幕を閉じました。

ドリンクを飲んだ後に物販に行くと、シンノスケさんがお客さんに挨拶してました。ライブ直後なのに!シンノスケさんはサービス精神溢れてますね。
スペシャルCDも出口で貰えました。DODDODOによる20分近くのキングリミックスとアルビニの2曲入り。
アルビニは歌詞をよく聴くとクール誕生にソックリ。でも、メロディーがカッコ良いです。

今年最後のワンマンで、コッチが期待しすぎていたのもあるかもしれませんが、あともう一押し!が欲しいなと思いました。
キツイ言い方かもしれませんが、変わりばえのないセットリスト、途中の割れまくってた音のことなど…テンション下がる要素が多かった。
楽しいことは楽しかったんですが、心から楽しめなかった部分があったのも事実。来年にまた期待したいです。

セットリスト
1.リズム
2.アルビニ
3.黒くぬれ!!
4.Party
5.SONICS
6.Zeppelin
7.スパイボーイズ
8.のりおくれんな
9.空っぽ
10.ROCK
11.SPACESHIP
12.もえつきたい
13.キングビート
14.マッハクラブ
15.★★★★
16.ルル

--アンコール1--
17.100%
18.☆☆☆
19.メッセージ

--アンコール2--
20.ビッグボス
21.明日をこえろ


1こもどるアイコン
トップにもどるアイコン