2017年 8月6日 神戸スタークラブ
KING BROTHERS Presents
喧嘩記念日 in 神戸スタークラブ祝20周年
 『キングブラザーズ VS モーモールルギャバン 』
オープニングACT:unizzz.../KING BROTHERS /モーモールルギャバン

ちょうど一年前の閉店ライブ以来ですね、スタークラブ。いつの間にか復活していたとは!思い出深いハコが存続していることに感謝。
今回は久々のイベント喧嘩記念日の為にスタクラ行ってきました。

前回3月の神戸VARITのとき、ライブ前にお茶するとこがなくて大変苦労したので、今回は早めにサ・ン・ノ・ミ・ヤー!に到着。
ハコ近くのお店だと知り合いのキングファンの皆様とたくさん会います(笑)

オープン15分ほど前にハコ到着。今回は最速先行の電子チケットに不備があったようで、スタッフがお客さん一人一人確認にまわっている。
オープン時間がすぎても全く入場できず、並んでいるお客さんとスタッフでかなり揉めだした。あらまぁ…なんだかトラブル発生しちゃってますけど。
早い番号を持ってたけど、騒ぎに巻き込まれたくなかったのでだいぶ後ろに下がって待つことに。
本編オープンの19時になってもほとんどの人が入場できず、結局開演一時間くらい押したのではないだろうか。

お客さんが半分以上入ったくらいのタイミングで、オープニングのunizzz...スタート。
グルーヴィーなリズムがなかなか心地良い。女の子がフロントに立ってるバンドはいいなぁ!可愛い。
時間押してたせいか、わーっと始まってあっという間に終わって…と慌ただしさを感じたので、改めてじっくり見てみたいなと思えるバンドでした。

先攻はモーモールルギャバン。セッティングしてる時から、ゲイリーさんはお客さんとのいろんなふれあいを楽しんでいて面白い。
メガネ交換したり、お客さんの帽子を被ったり、ネックレスもらったり、サウンドチェック時も小ネタ入れてきてたし、エンターティナーよね(笑)
曲を聞いたり、MVを見たことはあったけど、ライブでモールル見るのは初めて。ビジュアル的にも音的にもめちゃくちゃ楽しいバンドで好きになった!
先月もキングと対バンをしているから、信頼関係が出来上がっているようで「今日は笑って殴り合いましょう!」と言っていたのが微笑ましい。

「パンティー泥棒の唄」の途中、
「パンティーよりも好きなものがある…もう分かってんだろ?!キングブラザーズだよッ!!」
と叫んでいたゲイリーさん。好感度230%UPです!
しかし、こんなにライブ中「パンティー」という単語を連呼したのは初めてでした。黒いパンティーは心身を老けさせるから良くないそうですよ(豆知識)

さて、キングが始まる頃にはもう21時まわってたかな。帰りの時間に間に合うかどうかハラハラしながらスタートを待つ。
いつものSEが流れて暗転。新しくなったスタークラブは、ステージ裏に楽屋がなくなり、二階からフロア横を通ってステージに上がるというスタイルに変わった。
ジェイソンマスクのゾニー君を先頭に、ジャーン!!からの一曲目は…「ドカドカ」!ライブで聞くのがめっちゃ久々な気がするこの曲。嬉しいサプライズでした。

リーダーはサングラス着用。なんだかだいぶ前のクリスマスライブの時みたい(笑)
そして、ライブ入場時にも目撃してビックリしていたのですが、ケイゾウギャルの皆さまお喜びください!
リーダー痩せてましたァァァ〜〜!!!(感涙)
お顔がシュッとなって大変イケメン度が増しておりました。なんということでしょう…!(脳内ビフォーアフターのBGM)

前半一回くらいマーヤが飛び込んできていた気がするんですが、なんだか記憶が曖昧。前日のカンパイKOBEでダイブ禁止、櫓に登るの禁止など、いろいろ制限されていたそうで、その反動かスタクラでは大変嬉しそうに飛び込んでいました。
「戻るなー!あっち行けー!」とか指示もやたら細かかったし。

「Big Beat」でマーヤのギターを指し「ヤバすぎるでしょコレ?ヤバすぎるでしょう?」と真顔で言っていたリーダーの表情がなんとも(笑)
この辺りからリーダーの声がガッサガサになり、歌を飛ばしてしまう箇所も。う〜んちょっと心配…。お疲れだったんでしょうか。

中盤の「Sympathy For The XXXXX」。この曲のハープイイよね〜とウットリしながら見ていると、突然リーダーが
「ここから全員参加型ですッ!!」
と言いだしブッと噴き出してしまう(笑)
「俺達がフーフーッ♪て言ったら、ここにいる全員フーフーッ♪って言ってくださぁーーい!!いいですかぁー?!」
ってこんなベタなコール&レスポンスいつからやりだしてるんだ?
しかも、フーフー言ってる時に「ハイ、エイちゃんも言って!」とかフロア後方にいたエイゾウさんを名指ししていたから爆笑!何なんだこのフレンドリーな感じ(笑)
リーダー客席よく見てるのねぇ。

ライブも佳境にさしかかり「マッハクラブ」。
マーヤがマッハのリフをギターで弾きながら、リーダーが熱く語るというなんとも素敵な演出。
今のロックに満足していない、つまらんバンドを全部潰して俺と君達で新しいものを創ろう、今やらないと手遅れになる、現状を変えるために俺達は叫びつづけていく、的な語りを入れてからのマッハクラブ。これは燃えた!!

マーヤタイムでは何度もダイブ、ダイブ!フロア中をマーヤ神輿が縦横無尽。私はほぼずっと担いでいましたが、汗びちゃなマーヤのスーツから、柔軟剤のなんともフローラルな香りが漂う(笑)
『うわ〜〜エエ匂い〜〜』と思いながら担いでました。スーツ洗うときに香りついた柔軟剤使うとか、なかなか女子力高いじゃないか。

フロアにいたゲイリーさんに向かってパンティーくれ!と叫び、黒いパンツをもらって口にモグモグ含んだのち、スーツの上から無理矢理黒いパンツを被っていたところは(自力ではなくほぼお客さんにはかせてもらっていたが)、よほど深い愛がないとできないパフォーマンスだ…!と心が震えた私でした。

マッハの最後、
「モーモールルギャバン、早く家に帰ったほうがいいぞ!キングブラザーズが空き巣に行くぜ!」
的なことをスクリームしてたのがよかったな〜。これもパンティー泥棒からの一連のネタの流れ(笑)

この後、演奏された曲はなんと「ドゥードゥースクラッチ」!リーダーとマーヤの「イェイ!イェイ!」の掛け合いが印象的なこの曲。
ゾニー君加入後にはほとんどライブで聞いていない曲だと思う。
私自身、とても好きな曲なので気持ち良く踊らせていただきました。終盤の燃え上がるように高まっていくビートがたまらん!!

最後「ルル」でのマーヤタイム。
フロアでライブを見ているゲイリーさんに向かい、白眼むきながら睨んでスクリームするマーヤ。
「早く!コッチにおいでぇ〜?」(←めちゃくちゃ気持ち悪い笑顔)
「俺は知ってるぜ!お前らがかなりの変態だということを!!」
「Jポップはこの辺やっ!
(手で下の方を指す)Jポップ以上はこの辺!(倍くらい上の方を指す)この辺にロックンロールがあるっ!」
「モーモールルギャバンしか知らなかった人も、ロックンロール好きになるかもっ?!」

このあと、後ろで見てたモールルファンの女の子数人を神輿の前に無理矢理来させていたが、あまりにも怖がってる子に向かい「オマエはもうライブ来るなッ!」みたいな事を言い放ってたので、大丈夫かな〜とちょっと心配になりました。ネタで言ってるだけだろうから、キングブラザーズのこと嫌いにならないでね…。

フロア後ろまでマーヤを運んでいると、「一番カッコイイ場所に連れてって!」と叫ぶので、ドリンクカウンター前の照明がついている鉄柱へ。
その鉄柱に足をかけ、ギターを持ったまま2回ほど腹筋。なんという身体能力の高さ!!照明がちょうどお股の間からペカーッと出ていてイイ絵面でした。下から見ていて神々しささえ感じたよ…!

そして、ギターを放って客の頭上に落としたあと、
「ロックンロールは何度でも立ち上がるんやで!!」
とスクリームしながら立ち上がり、ニシノミヤコール。
キングブラザーズとモーモールルギャバンの間に、深い愛を感じるライブでした。まさに笑って殴り合っていた!(笑)

そうそう、物販でこっそり(?)「Sympathy For The XXXXX」が入った音源を売っているので、今後ライブ行った皆様はぜひお手に取ってみては♪

セットリスト
1.ドカドカ
2.GET AWAY
3.69
4.kill your idol
5.黒くぬれ!!
6.Big Beat
7.Sympathy For The XXXXX
8.マッハクラブ
9.ドゥードゥースクラッチ
10.XXXXX
11.ルル


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