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2003年 12月31日 難波Cafe Blue
COUNT DOWN PARTY
ANTONIO THREE/
王様兄弟/アニメーションズ/ジョニーガン/KNAVU/THE BAILEYS/VITAMIN X
2003年大晦日。家で兄貴の子供の面倒を見て、そば食って寝るだけもなぁ…と思い、勢いだけで単身乗り込んできました、難波Cafe Blueのカウントダウンパーティー。
目当ては、謎のバンド「王様兄弟」。 どう考えてもキングの事だが、ちょっとした企画モノバンドらしい?というウワサを聞きつけてワクワクドキドキ。

20時前に到着し、早速出番はいつ頃かチェック。どうやら、年明け後、深夜1時すぎからの模様。どこかで適当に時間を潰そうかとも思ったが、せっかくなので最初から最後まで全部見ることにした。

扇子がムダにデカすぎなんやかんやで23時近くなってきた頃、お馴染みの3人がフロアーに顔を出してきた。
ケイゾウとシンジくんはいいとして…問題なのはマーヤである。
どこで探してきたのか、広げると直径1mはありそうな巨大扇子を持って登場。それで客の頭(友達なんだろうけど)を叩いたり、頭上で広げながらポーズを取ったり意味不明(笑)
カウントダウンの時には、待ってましたとばかりにその扇子を頭上で扇ぎながら、フロアーで大盛り上がり。
その時「猪木ボンバイエ」のテーマが流れていたんだけど、皆で「コヤマ!コヤマ!」と合唱して楽しかったな〜♪
ケイゾウはワインの瓶を持って、ラッパ飲みしておりました(笑)お、男やねぇ…。



変な人達…で、いよいよ深夜1時すぎ、王様兄弟のライヴである。
奥の扉からセッティングの為、ぞろぞろとメンバーが出てくる。なんだかやたら人数が多い。しかも皆覆面なのである。
茶色の紙袋に目・鼻・口が出るように穴を空けて、ガムテで顔に張り付けているという、なんとも珍妙な覆面姿の男達(笑)誰なのか最初は全然分からなかったが、よ〜く見てみると徐々に判明。
Vo.マーヤ、G.ケイゾウ、Dr.シンジくん、後はG.がもう一人と、B.・パーカッションという6人編成。(後のメンバー、正確には、G.ワタナベ君・B.龍太郎君(exブルドッグ)・Pa.高校の同級生君・Mac.ライブ場で知り合った方…だそうです。書記長さん、情報ありがとうございました☆)

何やら怪しげな打ち合わせの後、ギターの音でライヴが始まった。
よく見ると、シンジくんはホーンを吹いているではないか!(種類は分かり
ません)でも、ヒョロヒョロ〜という何とも間抜けな音だが(笑)
ギターとホーンの音に合わせてマーヤが踊り出す。グニャグニャ歪んだ音が鳴り響く中、マーヤは「◎△□?▲*…」と訳の分からない言葉をブツブツ言いながら踊りまくる。何だコレ???

セクハラされてんのか? 曲を次々と繰り出していくが、歌詞は意味不明だし、マーヤは「あけましておめでとうございますぅぅ〜〜!」とかスクリームしながらすごい勢いで踊り狂っている。
時折フロアーに降りながら、お客さんと絡んだり、一緒に暴れたり…もうやりたい放題。その踊りがおかしくて私は延々笑いっぱなし。

曲調がキングの雰囲気を残している感じだった。『ドカドカ風?』とか『1979風?』の曲があったような…キングの曲を思いっきり壊したアレンジで演奏していたのかも知れない。

中盤には聞き覚えのある曲が。なんとマーヤVo.の「リズム」である!!これは嬉しい☆
マーヤ独特のビブラートが効いてて、なんともいえない味わいが醸し出されてました。キャ〜レアなバージョンだわっ!!

ゴミ箱から出された直後。 この曲では、マーヤが入口近くに置いてあるゴミ箱をステージに持ってきて、自らスポッとゴミ箱へ入り、
「ゴミはゴミ箱へ〜〜!!!」とスクリーム(笑)
アホ…。
その後強制的にゴミ箱から出されるマーヤ。入っている時のポーズがなんともかわいかった。

その後の曲もひたすら轟音とスクリームとマーヤの高速ダンスが凄かった。
ケイゾウが変なグラサンをかけて、「イエーーッ!タイクツーーー!!」と叫んでいたり。
最後の最後でシンジくんが必死にドラムセットの所で逆立ちしようとしていたが失敗に終わり(笑)
マーヤの「撤収!」(←違う事言ってたかも?)のひと声でライヴは終わったのでした。
時間にして約40分程。とっても濃密な時間でした…。王様兄弟、恐るべし。

シンジくん マーヤ ケイゾウ
ほんげ〜〜 マーヤvo.はなかなか見れません。 月光仮面みたい…


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