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2008年 6月20日 十三ファンダンゴ
King Brothers presents...『kill your idol vol.2』
KING BROTHERS/塚本功/THE BAWDIES

どしゃ降りの雨の中、十三ファンダンゴに行ってきました。
十三はシンジ君最後のワンマン以来。あの悪夢のような一夜が私の中でトラウマになってて、十三にはイヤな想い出があった…。
それが今宵は払拭されるのか?期待と不安入り混じる中、7時前にファンダンゴへ。

入ると、客が10人くらいしかいない(笑)みんなのアイドルROY君☆ これ…大丈夫?でも始まる頃にはお客さんでイッパイに。
ボウちゃんが最初ということで、BAWDIESのTシャツに身を包んだ私は、さっそく前方へ。
いつもはJIM君側だけど、今日はなんだかROY君の真ん前で見たい気分。
スタート時間が迫ってくるにつれ、乙女モード上昇↑↑↑

最初はシンノスケさんとタイチさんの前説でスタート。タイチさんがBAWDIESと塚本さんを紹介。
タイチさんが前説してるのって初めて見た。なかなか初々しいですね。

紹介されて、みんなのアイドルBAWDIESが登場。衣装が新しくなって、ますますかわいいボウちゃん達☆しょっぱなからキャピキャピ踊りまくる。
隣で見ていたハニーに後で「普段なかなか見れないノッチじゃった」と言われました。ワシ、どんなんだったんじゃろかー?
JIM君は相変わらず素敵な笑顔をふりまいてるっ。あは〜〜ん☆癒されまくり〜。見よ!JIM君のこの笑顔!!
大阪のボウちゃんギャルは元気が良いので素晴らしい!!
岡山のボウちゃんギャルとは大違い。これが正しいボウちゃんギャルの姿だと思いました。BAWDIESの音は自然に踊り出してしまうんだよなぁ。

新曲も良かったし、大好きな「I'M IN LOVE WITH YOU」「BABY SUE」「Whip it on me」「I BEG YOU」が聴けて嬉しかった♪
TAXMANボーカルの「MY LITTLE JOE」の前フリで、「TAXMANの声が聴きたいかっ?みんなでTAXMANを呼んでみようかーっ!」ってROY君が言ってたとこがまるで『うたのお兄さん』みたいだと思ったのは私だけではあるまい。
シメは「SHAKE YOUR HIPS」で大爆発。いやー萌えまくりました。ゲヘヘヘ…。

2番目がキング。ボウちゃんから一転、重いギターの音が鳴り響き、空気を一気に黒く変えていく。
最初はSPACE SHIP→ROCKの流れ。これが、決めポーズ写真! 軽く動ける程度にスペースがあって、音に集中できるから気持ちイイ。自分のペースで楽しめるから楽チン♪

ROCKでのマーヤの動きが面白かった。表情を変えないまま、直線高速移動。変なロボみたい。
それを撮ろうと思って、マーヤにカメラを向けたら、真ん前に来て決めポーズを取ってくれるという大サービス(笑)
しかも、私が一番好きなポーズをバチッと決めて『ホレ、今撮らんかい!』と言わんばかり。
その間、全くギターを弾いてなかったけどいいんでしょうか?
遠慮なく撮らせてもらった写真は最高にカッコイイ傑作。くっはァー!!
ありがとうございます☆これ、A2くらいに拡大してポスターにしたいわぁ〜〜!!

ステージが赤に染まり、リンダさんがいた時にやってたという曲「アルビニ」。
爆音をバックにリーダーが延々ボヤいてる(?)曲。「よくきけ!世界」とか「クール誕生」とかの系統かな。
何言ってるのか全く聞き取れないのが残念だけど、こういう曲は大好き。
早く音源として形にしてもらって、ちゃんと言葉を聴きたい。ライブでもう少し聴き取りやすくしてくれたらいいのに。

一緒に行ったハニーとも話してたんだけど、キングの曲やMCは、ライブで聴き取りにくい事が多いのがとても残念だと思う。
自分がいつもいる場所が前方が多いので、そのせいかもしれないが…。リーダー熱唱!

特に最近はリーダーの声が演奏に埋もれて、言葉として認識できない事が多々あるような気がしてならない。それがもう少し改善されないかなー?
やっぱ音数が多くなるとしょうがないんでしょうかね…。

続いてまた新曲。スタンドからマイクを取り、ハンドマイク状態で熱唱するリーダー。
今までのキングになかった感じの曲で新鮮!歌が前面にドーンと出た、重いリズムの曲だ。
「アアーーーッ!」と身体をのけぞらせながら絶叫するリーダー。
マーヤもリーダーに続くようにスクリーム。これはイイっ!かなりメロディーが耳に残りました。

マーヤのギターが1979のイントロを奏でる。わぉ久々!かなりフロアも盛り上がってきた。
1979〜魂を売り飛ばせの間でマーヤが連チャンダイブ。どの曲だったか憶えてません。
でも、メッセージの前あたりで、確かリーダーがフロアの客に向かって「メチャクチャになってたけど大丈夫〜?」みたいな事を言ってたので、多分「魂を売り飛ばせ」だったのでは。(めちゃ曖昧…)

客に「俺の前に集まってこい!」みたいな感じで手招き。マーヤ側にドバーッと人が押し寄せる。程よく集まったところで背面から連続ダイブ。
何度も何度もダイブを繰り返し、前方グチャグチャ!頭やら顔やら蹴られながらも、なんとか担いでワッショイ♪
人口密度が増したのは、この時だけだったかな。

ジタバタロックをやるとは予想していなかったから、『そう来るか!』と意表をつかれてすごく嬉しかった。
曲後半、リーダーが声を裏返しながら歌ってて、気合が入りまくっていた。

「キングブラザーズで最初に作った曲聴いてくださぁい!魂を売り飛ばせぇ!!」と、またまた懐かし曲。「あぁーーっ!」と思わず一緒に叫んでしまう。

メッセージの前フリで、リーダーはカミカミ王子に。
いい感じの前フリをするつもりが、カミカミになって言葉に詰まり、左頬をペチン☆と叩きながら喋る姿に爆笑。まさにスティックを叩きつける瞬間頬を叩いても滑舌よくなるとは思えませんが?(笑)リーダーってば、オチャメさん。

前フリはつまづいてたけど、演奏が始まると凄かった。
リーダーは顔を真っ赤にして熱唱。
そしてこの曲ではタイチさんとシンノスケさんの姿に胸を打たれた。
大粒の汗を飛ばしながら、音の渦を2人でどんどん大きくしていってる。台風の目を作ってるみたい。身体全部でリズムを叩き出している姿は圧巻。

他の会場に行った人が「メッセージが良かった」と言ってたけど、十三でのメッセージも良かったですよ。

さて、いよいよ終盤。メッセージが終わり、☆☆☆☆のイントロと共に床にドラム移動開始。
リーダー前にササッと移動。やっぱり美尻♪床演奏の時も、人間の柵をガッチリ組む必要ないくらいだったので楽でした。

曲の中盤、フロアの真ん中にある、柱と一体になったテーブルに登って寝転がり、机のフライヤーを撒き散らしながら柱を囲むように丸くなるリーダー。
私の方から見てたら背を向ける格好になってたんですが、相変わらずの美尻。しっかり拝ませていただきました。

マーヤのスクリーム顔と、リーダーの美尻が同時に視界に入るなんて、何て素晴らしい光景なの…!(ド変態)

最後はルル。
「PAさん、このビルが潰れるくらい音大きくしてくださぁい!!」
これ、最近リーダーの中でブームなんでしょうねぇ(笑)オマエのアイドルを殺せっ!

さらに、出入口を指さして
「全員踊れるまで、あのドアから出れへんと思ってくださいよ!」
と煽る。ルルも終始歌ってしまいました。
この曲でやっと、長めのマーヤタイム。
「ココはキルユアアイドルッ!!」
「オマエのアイドルを殺せッ♪オマエのアイドルを殺せッ♪」
と皆で一緒に連呼。
「どうか、このままキープしてアホみたいに踊って帰ってくださぁい!」
と、リーダーが言い残して終了。
うーん、あと3曲くらいは聴きたかったなー。

キングが終わってすぐ、フロアに置かれた機材の間にフラッと現れた塚本さん。
前フリ等なしに、自然にギターを弾き始める。
カバーが3曲、オリジナルが1曲だったかな。「踊り狂うような音楽じゃないけど、最後までよろしく」と挨拶。
少し歌も交えつつ、独特の存在感に引き込まれちゃいました。塚本さん。 曲の合間に携帯の時計を見ながらしきりに時間を気にしていたのが面白かった。

オリジナル曲では、ドラムセットをバラバラに持ってきて、お客さんにスティックを持たせ「好きなように叩いてね」とうながす。
叩いてる人達はとっても楽しそうでしたよ。

塚本さんの後に、リーダー&マーヤの挨拶。
さっきとは全く表情の違う、のほほんとしたリーダーが照れ笑いしながら挨拶。
「塚本さんは明日お子さんの面接で早く帰らなきゃいけないのに、この順番でどうしてもやりたかったんで、この後は朝まで呑んで始発で帰っていただきます〜」

「ロックンロールって、今の時代はすごく狭い音楽になってきてるんですけど、ロックンロールにこだわってずっとキングブラザーズやってます」みたいな事を言いながら「何言ってるか自分でようわからんようになってきた」とマーヤに無理矢理交代(笑)

「リーダーが言いたい事が俺は分かったから、ちょっとやってみる。別に曲演るわけじゃないからなー」と、さっきまで塚本さんが使ってたアンプに自分のギターを繋げるマーヤ。
「これ、さっきまで塚本さんが使ってたヤツや。俺がこれを使うとこうなるんやっ!」とギターをグシャグシャにかきむしる。

「いろんな人がいて、いろんな気持ちで、いろんな音を出してて、これが俺のロックンロールや。」
「オマエが鳴らしたら違う音になるで?センキュッ!」とカッコ良くシメ。
一番オイシイとこはマーヤが持っていきました(笑)

かなりマニアックな情報ですが、この日はスタッフとしてイケヤン(※シンジ君がいた時期にスタッフしてた人)がいました。
『なんか、この人…物凄い見覚えあるなぁ〜〜?』と思っていたのですが、後で確認してみたらやはりイケヤンとのこと。
スタッフをしてた頃よりも人相が悪くなったような気が(笑)あの頃はサワヤカ王子系だったはずなのに…?
東京に行ってからイロイロあったそうです。都会は怖いぜっ……!

このイベントがとっても楽しかったので、十三のトラウマはすっかり無くなりました。十三ラブ!!JIM君ラブ!

セットリスト
1.SPACE SHIP
2.ROCK
3.アルビニ
4.新曲(仮タイトル:エレカシ2)
5.1979
6.ジタバタロック
7.魂を売り飛ばせ
8.メッセージ
9.☆☆☆☆
10.ルル


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