なんと今年3度目の岡山です!いまだかつて一年のうちに3度も岡山でキングブラザーズがライブしてくれたことがあったでしょうか?!
一年に3回来岡は2004年以来。
そんなに来てもらえるだけでも嬉しいのに、ギターウルフまで連れてきてくださるなんて感謝感激!ホントありがとうございます。
一番手が岡山のバンドcarburettors。
5月の岡山ワンマンでの共催、7月のJOKE
JOINTではDJを担当していたシュウ君のバンドです。
私は受付をしていた為、ほとんど見れなかったのですが、新メンバーでのカーブは新鮮だったなあ♪
お馴染みの曲もあり、私は音だけですが楽しませていただきました。
で、その次がHANS
CONDORだと聞いていたのですが…岡山支部メンバーが「キングがもうセッティング始めてるよ!」と教えに来てくれてビックリ。
ちょっと待ってー!心の準備が全くできてませんけど!!
なんやかんやでキング開始3分前くらいに前方へ移動して準備。いつものSEがいったん流れたかと思ったら消えたり(笑)
それでズコーーっという感じにはなりましたが、仕切り直してまた再びSEが。今度はちゃんと出てきてくれる様子。
ゾニー君、Newジェイソンマスクで登場!マーヤは鮮やかオレンジのフレッシャー。
リーダー、どえらい髪が伸びましたよね。もう肩まで届いちゃってます。ロバート秋山感がさらに増してるような…ゲフンゲフン
一曲目は「スパイボーイズ」。
しょっぱなにこの曲がきたら、いつもなら間違いなくテンションMAXなのですが、心の準備ができてないので気持ちが乗り切れず、ライブ前半は冷静に見てしまいました(笑)
フロアにかなり余裕があったので、マーヤはいきなりフロアに飛び込んで縦横無尽に暴れ回る。冒頭からぜ〜んぜんステージにいない。 中腰というか、ウ●コ座り体制からピョンピョン跳ねながらギターを弾いて、フロア移動という業を披露してみせる。
すっごい器用だねマーヤ(笑)カエルみたいだ。
そんなマーヤをステージから見守るゾニー君の眼差しが、とっても優しく感じました。まるでオカンのよう…。
リーダーを見つめるときも笑顔が多くて素敵!
中盤「KILL YOUR
IDOL」あたりから私もやっとスイッチが入ってきたんですが(遅すぎ…)、この曲ではいつも以上に曲中のリーダーのお言葉が多いような感じがした。
「お前らのアイドル桃太郎か?桃太郎をぶちのめす!」
とか何とか(笑)
リーダーのお言葉に反応しつつ、やっと心地よく踊れる感じになってきたな〜と思っていると、次の曲のイントロで急激に心をわしづかみにされた!!
な、な、なんと「デッドソウル」!!!ギャ〜〜〜〜〜ッ!!!!!
ものすっごいサプライズに驚くと同時に、私のテンションもMAX!
極悪ビートに乗せて響く「よぉ!」の声がたまらない。気づいたら私も飛び跳ねながら熱唱してました(笑)
さっけびっつーづーけーるーーぜーーーッ!!!
「1999年の曲でした」と、デッドソウルの終りにリーダーが喋り、続けて
「スーパーエーーックス!!!」
と叫ぶ声が響く。
このとき完全にアタマのネジがパーンと飛んでしまった。
この流れは反則ですから!!
めっちゃくっちゃ嬉しかったああああ!!!
「魂を売り飛ばせ!!」冒頭、
「あの、ずっと踊ってもらわないとこの後誰も出てきませんからぁ!」
というリーダーの煽りで、フロアがどっと湧く。
ギターウルフ目当てな方が多かったせいか、全体的にいつもとは違う雰囲気のフロアのノリで面白い。
お客さん全体が攻撃的なんじゃなくて、楽しく見守ってる感じというか。
ワンマンの時や、キング主体のイベントの時とは違うポイントで、リーダーやマーヤの言葉・パフォーマンスに反応してる感じがイイ♪
この曲の途中で、床演奏へ突入。
マーヤがゾニー君のバスドラの前に座り、お尻で支えるような体制になってたのが一体感増す感じでカッコ良かった。
しかも、曲終わりまでずっとギターに集中している。
いつもなら他のお客さんにちょっかい出しにいったりするのに(笑)
フロアが詰まってないので広々と好きなところで楽しめて、この日の床演奏は超快適でした。
そのまま「マッハクラブ」へ突入!
前回のライブから駆使している、長椅子パフォーマンスを今回も披露。
フロア端にある長椅子をみんなで運び、マーヤがアンプをステージから長椅子に移動してくるよう指示。
なかなか思い通りのとこにアンプを置いてもらえず、
「ちっがーーう!ここっ!!」「ちっがーーう!!ちっがぁぁーーう!!」を連発(笑)
その様子がだだっ子っぽい。長椅子バンバン!って叩いたりしてるし。
何度かアンプの位置調整をしてももらい満足げな表情のマーヤ。
そして「西宮からッ!岡山までの距離!このくらい!!」とか言いながら、
長椅子の上でアンプをごろごろ動かす謎パフォーマンスが発動(笑) 確か3往復は転がしてたんじゃなかろうか…。なんなんだこれ?
「俺の周りに来い!集まれ岡山ッ!!」とみんなを集め、リーダーとゾニー君の周りを、神輿しながらぐるぐる高速回転。
担ぎはじめたときは落とさないようにわりとゆっくりめのスピードで運んでいたのに、途中から「走れー!走れーーッ!!」
と強要しはじめるから大変なことに。
私も担ぎながら頑張って走りましたが、マーヤが長椅子を置いたところの幅が狭くて、すんごいめんどくさかった(笑)
何回転も皆でぐるぐる回った後にマーヤを降ろし、これで終わりかと思いきや…お客さんにギターを預けて掲げさせ、その周りにお客さんをギュッと集めた。
「何の準備もしてないけど…」と、岡山への感謝の言葉と共に、「ファッキュ!!」
と叫んでギターに突撃!!(HANS
CONDORのパフォーマンスのマネ?!)
そのまま再び皆でマーヤ神輿をもう一度ワッショイ!でシメでございました。
今回はリーダーよりも、マーヤから岡山に対しての感謝の言葉が多くて、本当に嬉しかった。
スクリームの合間、合間にいっぱい「オカヤマーーッ!」と言ってくれたので、その度に喜びをかみしめる私…(勝手に乙女チック)
ギターに突っ込むときも、自分に向かって突撃してくるみたいでドキドキしたし(笑)
その後にHANS
CONDOR、ギターウルフだったのですが、HANS
CONDORの時は、キング全員出てきて爆笑しながら見てるのが微笑ましかったです。
音は正統派ロックンロールなのだけど、ハゲ散らかした外人が巨大なツバ吐きながら、フロアに飛び込んだり、ぴちぴち痙攣してみたり、演奏中に腕立て伏せする様は、変態そのもの。
あれは言葉では表現できない。汚物ロックと表現されていたけれど、まさにその言葉がしっくりくる。
濃すぎる電磁波発しまくりでしたわ。しかもいまどき音源がカセットテープってのがまた(笑)
トリのギターウルフ、すごく久しぶりに見たけど唯一無二のパフォーマンスに終始圧倒されっぱなし。
前方はモッシュがすごかったので少し後ろ寄りで見てましたが、定番曲もやってくれたので、ウオーーッ!っと拳をめっちゃ突き出してましたよー!
終盤に組体操みたいな人間ピラミッドを形成。もちろんセイジさんが頂点。
組み立てて、ポーズをキメたら即崩すってのがロックすぎる(笑)
アンコールではセッションが!
HANS
CONDORのチャーリーと、マーヤが皮ジャンで登場。
マーヤの皮ジャン姿かわいい!胸元をキッチリしめて、終始笑顔でプレイしてましたよ。
マーヤ曰く、チャーリーとセイジさんがアメリカンスタイルだったので、自分はUKスタイルを意識したとのこと。(違いがよく分からんけど・笑)
「レモンティー」と「Born to be
wild」のカバーを披露。
「Born to be
wild」のときは3人がそれぞれお客さんに担がれながら、エアバイクでフロアを爆走しててめちゃくちゃ笑いました!
ギターウルフのときものすごい爆音だったので、BLUE
BLUES入ってるビル崩れるんじゃないかと心配になるほど(笑)
耳栓してたのに、キーンってなるってどんだけデカいんだ。さすが火星バンドは規模が違うぜ。
いろんな方にもお会いできて楽しい夜でした。
すごい熱量のロックンロール!!
この4バンドが岡山で見れて、本当によかった〜!!
セットリスト
1.スパイボーイズ
2.ビッグボス
3.SPACESHIP
4.黒くぬれ!!
5.KILL YOUR IDOL
6.デッドソウル
7.スーパーX
8.Keep on
rollin'
9.魂を売り飛ばせ!!
10.マッハクラブ
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