5月末の主催ワンマン以来のブルーブルース。
この日は客として参加なのですっごく軽やかな足取りの私(笑)
早めにハコに到着すると、リハの音が外にだだ漏れ。
えっ?今日って生音ライブじゃなかったっけ…?
なかなかの大音量でライブの音が外にガンガン響いていたので、友と待ち合わせている間に何曲も聴いてしまい『ああ…盛大にネタバレしてるぅぅぅぅ〜〜(泣)』
と思いましたが、ライブ本編ではリハでやっていた曲は演りませんでした(笑)
ハコに入ると、長机と椅子が用意され、機材がステージとフロア両方に組んであるという状態。
こ、これは一体?!
そしてフロア内の長机がライブ後半であんな使われ方をすることになろうとは、この時は誰も予想していなかったであろう…。
岡山の3ピースガールズバンドaapsが一番手としてステージ上で演奏、その後に今回一緒にツアーをまわっているfolk
enoughがフロアで演奏というスタイルでした。
aapsが終わった後、そのままサウンドチェックをしているような感じで自然にfolk
enoughのステージ開始。ちょっとフェスっぽい雰囲気。
「全ての曲をキングブラザーズに捧げようと思ってるんで」と言いながらステージを進めるfolk
enough。
正直、最初は音にどう乗っかったらいいのかよく掴めなかったけど、次第に絶妙な音の波に揺られてるのがちょっと気持ちよくなってきて…。
今までにない不思議な音空間を体感させていただきました。
特にドラムのお姉様カッコいい〜!
ベース柴田氏の予測不能なパフォーマンスも面白かったです!
さて、トリはキング。
一曲目がまさかの!キング オブ ブギー!!
最初からこれが来るなんて嬉しすぎて踊りまくり!
ゾニー君、この曲まるまるジェイソンマスクを被ったままでした。
前回のワンマンで、ブルーブルースが大変お気に召した様子のリーダーは、何度も「ブルーブルース!」と叫んでくれていて、私は思わずニンマリ。
星盤の聞き覚えのあるフレーズが鳴り響き、私の身体がビクッと反応。
二曲目は「ビッグボス」!!
星盤バージョンのビッグボスだ!
続く曲はなんと「☆☆☆」。
これ自体生で聴いたのって何年ぶりだろう?!
少なくとも今の三人で聴くのは初めてなのでめちゃくちゃテンションあがるー!!わーーっ!!!
追い討ちをかけるように「キングビート」!!
わしを殺す気かっ!!!!(笑)
全身バラバラになりそうなくらい踊りまくって、ほんと死ぬかと思った…。
ちょっと残念だったのは、リーダーの「チャラチャラチャラチャラすんなっ!」が今回は無かったことくらいですかね。
この時にアホほど踊りまくったせいで、ライブ翌日から数日間ひどい腰痛でした…(笑)
前半の初期曲オンパレードな流れの途中、マーヤが「みんな変態だから、何やってもいいぞ」的なことを言いながら、マイクをステージに叩きつけたり、マイクスタンドを後ろ足で蹴り上げたり。
マイクスタンドを蹴り上げてるパフォーマンス、すごくカッコ良かった!
「黒くぬれ!!」「Big
Beat」でちょいクールダウン。
「Big Beat」後半ではゾニー君の爆発具合が凄かったな〜。
「この曲をfolk
enoughに…」と始まった曲は「虹と雲」。
リーダーの魂がガツン!とこめられた力強い歌に、目が離せなかったです。
folk
enough柴田氏、この曲を聴きながら泣いていたとか…。
シリアスな空気から一転、リーダーがフロアを煽りながら「ルル」へ突入。
この曲のマーヤタイムがめちゃくちゃ長かった(笑)
小規模なマーヤ神輿でしたが、フロアを何度もぐるぐる縦横無尽。
一度ステージに戻るも、バックでずっと演っているゾニー君とリーダーの演奏が気に入らないと言いだすマーヤ。
なんと、二回も仕切り直しをさせるという事態に(笑)
マーヤのその様子に、ゾニー君もリーダーも素でウケて笑顔になってたのが、とっても可愛かった!
リーダーもお怒りにならずに、ちゃんと応えてあげてたのが優しい。
「この曲で今日は終わるのか、まだまだ続くのか、皆さんのイカレ次第なんでぇ!ぜぇっったいに踊ってくださぁい!!」
とフロアを煽って「マッハクラブ」。
この曲のマーヤタイムでは、今までにない斬新なパフォーマンスを披露。
マイクのみでフロアに降りてきたマーヤ。
「ギャーーオ!!ウワァーーオッ!!」とスクリームしながら、フロア脇にある長机のあたりでごろごろやりだしたなぁ〜と思っていると、なんと長机を次々とフロア中央に移動しはじめる。
マーヤ一人では大変そうだったので、私も一緒に机移動のお手伝いをしてみました(笑)
すると、突然物販スペースにも移動し、物販の商品をブチまけながらそこの机も無理矢理移動。
あ〜〜あ〜〜〜〜何じゃこりゃ。物販のお姉さんも大慌て。
机5つ分くらいを使用し、フロアにお手製花道を製作したマーヤ。
その上をズシャーーッとスライディングしたり、コケながらもジタバタ移動したりでやりたい放題。
その様子にフロアもステージも爆笑!!ここに居る全員を腹筋崩壊させる気かマーヤ!!(笑)
「folk
enough来なさぁぁーーいっ!!」
「これがッ!福岡と西宮の共演や!!」
とfolk enoughメンバーを呼び込み、マッハクラブ終盤はfolk
enoughとキングのセッション。
カオス状態の中、柴田氏のベースがマーヤによって破壊。破壊されたネックを皆に見せびらかす柴田氏(写真参照・笑)
さらに、井上氏とマーヤが横倒しのアンプを挟んで二人でセッションする姿は、愛に溢れたとても美しい光景でした。
アンコールに応えて出てきたリーダー。
「今日が一番JUKE
JOINTになってます。ありがとう。」と嬉しい一言。
マーヤは上半身裸に咥えタバコで登場。
マーヤのアンプ上に置かれた、破壊された柴田氏のベースから弦を引っ張り、スティックでベンベン弦を叩くゾニー君(笑)
「folk
enough、楽器壊れたみたいなんで…皆さん物販買いまくってあげてください」
と控え目な感じで呼びかけるリーダーに笑える。
責任感じてるんですかね…(笑)
「最後にもう一曲」と始まったのは「☆☆☆☆」。
フロアにゾニー君のドラムと、folk
enoughのドラム両方が向かい合せにセッティングされ、全員入り混じっての超カオス状態に。
フロア全てが総踊りで、キングもfolk
enoughもお互いが愛に溢れた演奏をしてて、さらにマーヤと柴田氏が二人でちゅっちゅしてるような様子が見えて、とんでもない異空間でした。
最終的に「スパイボーイズ」まで演ってくれ、JUKE
JOINTツアーファイナルは終了。
ぐっちゃぐっちゃでめちゃくちゃなライブだったけど、幸せに溢れた素敵な時間でした。予想をはるかに上回るライブでしたよ、JUKE
JOINT!
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破壊された柴田氏のベース。
終演後に展示してました(笑) |
ストラップには「ベースレス」 |
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↑3万円で弁償(?) |
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セットリスト
1.キング オブ
ブギー
2.ビッグボス
3.☆☆☆
4.キングビート
5.黒くぬれ!!
6.Big Beat
7.虹と雲
8.ルル
9.魂を売り飛ばせ!!
10.マッハクラブ
アンコール
11.☆☆☆☆
12.スパイボーイズ
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