2000年 6月1日 名古屋クラブクアトロ THE JOLK VOL.4 20マイルス/キングブラザーズ/ボブログ三世/オニオンクラブ |
キング以外のバンドについては略。 ひたすら楽しいブルーズタイムが終わったとたん、場内にやや緊迫した雰囲気がたちこめ始める。そう、次の出番は奴等だからだ。 対バン殺し、そして西のキング東のミッシェルと言われるあのバンド。キングブラザーズ登場。 ドラムのセッティングにはドラマーのジュン自身が加わってる。そして残りのメンバー。ケイゾウ、マーヤが不敵な面がまえで登場。 ジュンのドラムスティックがスネアドラムに打ちつけられた時から、やさぐれ激烈ブルーズがぶっ放された。 思えば去年の12月にBOSS HOGの前座で奴等を体験して以来、マジでファンになってしまった。 とにかくキングブラザーズはまずLIVEを見てほしい。どのド迫力のLIVE、引く人もいるだろうけど、まじでかっこいい。 フロア前方はモッシングが始まりだした。 そして3曲目ついにVo.Gのケイゾウがフロアにマイクを投げ入れ、そしてスタンドも。 ここで事件が起こった。マイクスタンドが、私、ビリーコガオの顔面直撃! しかし痛さを忘れてノリまくってしまった。 結局ケイゾウもフロアの後方、テーブルの真ん中で最後まで歌いつづけた。そしてもう一人のスクリーム・ギターのマーヤはまさに狂気のパフォーマンス。とてもシラフとは思えん目付きのまま客を挑発する。 そして恐ろしくシンプルなドラムセットからはシャープなドラムをたたき出すジュン。無理矢理ながらもカッコ良すぎる。 「もう2度と来んな!オマエ等!」と最後まで客を罵倒して去っていった。 LIVEを観る度にますますファンになってしまう。しかし、今回のマイクスタンド直撃といい、以前のギターで殴られた事といい、ある意味で思い出深くなるキングブラザーズ! トリの20マイルスのLIVEの途中、右の頬がやけに痛いなと思ってたら、となりの人から「血が出てますよ」って言われたんで、終演後、鏡で見たら少し切れてました。 ロビーでへたりこんでたら、キングブラザーズの3人とボブログ三世が出てきたので話かけてみた。ボブログ三世はフレンドリーでいい人でした。 キングブラザーズの3人はステージの姿はどこへ?というくらいシャイな人で、でもLIVEの感想とか言ったら「ありがとう。また来るわ」と言ってくれまして、何だ、案外イイ奴じゃん、と思った次第で。 次の日、仕事にいったら職場の人から“ヤクザ”と言われてしまった。 だって右頬に思いっきりキズついてんだもんさ。 キングブラザーズとヤクザ。なんかハマり過ぎてないかい? |
☆管理人から一言★ ヤクザ!(笑)ギターで殴られるわ、マイクスタンド顔面直撃するわ、ケガしまくりじゃないですか…。私も一回彼等のライヴで負傷したいもんです(バカ) |