2001年 10月7日 四日市東海ボウル SPEEDBALL BABY/KING BROTHERS/SSTKCQ |
元々ライブハウスでは無いので音もあまり良くないし、設備が整っているとは言えないと思うのだけど、雰囲気はとても良い会場。広いし自由な空気がここにはある。今日もキングは一番始め。 始まる前にケイゾウのスイカギターを品定め。あれは重いらしいとの話。 客席の端を通ってステージに上がってくる彼等の姿が目に焼き付いてる。 マーヤのワイシャツが新品でライトが目に眩しい気がする。 普通のライブハウスに比べて格段に明るい。ステージもフロアも(ミラーボール廻ってるし)。ステージの両端に大きな空間があって、そこにメンバーの影が大きく映し出される。 特にマーヤがジャンプするたびにその大きな影も一緒にジャンプするのが、スゴイ演出効果を出してた。カッコ良すぎ。 ジュンの両手が頭上高くクロスして叩き込まれるのと同時にマーヤとケイゾウはお互いに近付きあい、ケイゾウは正面、マーヤは背中を向け2人のギターが低い姿勢で掻き毟られる。 なんと“スーパーX”だ。もうこの時点で今日の私も殺られた。 ケイゾウがモニターに足をかけて「うるせえ!うるせえ!俺の前から消えろ」と歌えば思考停止。無敵だ。 いつも思うがジュンって、スティックの交換が目にも留まらぬ早業。あ、折れたと思った一瞬後にはもう新しいスティックが握られている。 そうやって彼のタムの無いシンプルなセットの前後には折れたスティックが散らばり始める。この日も相当数のスティックを折った。 私の記憶が正しければだが“よく聞け世界”でケイゾウがフロアに降りた。 マーヤはすぐには降りず、マイクコードを口に咥え、ギターをスライドバー代わりのマイクスタンドにこすりつける。この姿が死ぬほどカッコイイ。崇高だと感じるほど。 その後、マーヤもフロアに降り、ケイゾウの居る辺りに近付こうとするが、シールドがうまく伸びず接近する事はできない。 マーヤはステージに戻り、ステージを歩きまわりケイゾウ側の端っこまで行く。マーヤはコワイと常日頃から語り、ケイゾウ側でしか観ない友の顔が引きつっているのが(笑)目に入った。 落ちる?と一瞬不安になるほど端のギリギリまで踊りまわるが、不思議なくらい落ちない寸前のところで足が反対側へと戻る。マーヤは自分の足元なんか全然見てないように見えたけどなあ?(余談だけどSPEEDBALL〜のVoはステージの端から踏ん張ったが結局落ちたぜ) 荒々しいだけじゃなくとてもグルーヴィーなステージ。 この日も私は差し出されたマーヤの頭をシャンプーしてやった(←バカ。笑)そして昨日と同じように、時間の短さは全く関係ない密度の濃さだった。 ケイゾウのギターは相変わらず重くてやるせなくて凶悪。マーヤのギターもこれぞ「俺達がロックンロール」で狂暴。ジュンのドラムは正確かつセンスが良く、そして音がデカい。スクリームが全く聴き取れなかったのが残念だった。 体が小さいのでどうしても最前で観たいんだが、最前だとスピーカーの位置によってほんと悲しいくらいスクリームが聞こえない。なんとかならないのかなあ・・・。 セットリスト |
☆管理人から一言★ えぇ?ミラーボール廻ってる会場だったんですか?キングにミラーボールかぁ…。見てみたい! ギターをマイクスタンドにこすりつける姿、私も好きなんですぅぅ! |