2001年 10月8日 名古屋ハックフィン SPEEDBALL BABY/KING BROTHERS/GASOLINE/AKKYBEER |
今日もまた最前列マーヤ前。しつこいな。 ハックはステージが奥に広く、フロアも奥に長い。横幅が狭いのでケイゾウのマイクスタンドとマーヤのマイクスタンドがかなり接近して置いてあり、ジュンのドラムは普段よりかなり後ろに下げてある。そうしないとマーヤが動き回れない(笑)。 バックステージから出てくるマーヤとジュンに対し、ケイゾウだけがフロアからギター持って現われる。 いきなりマイクスタンドを端まで移動させ、モニターに足をかけ、しょっぱなからアクセル全開で飛ばす飛ばす! 打ち上げん時セットリスト書いてもらったんだけど「1曲めは何演ったか忘れた」とか悩んでた(笑)あれだけのテンションで始めたのに終わると忘れるらしい(?) “よく聞け世界”だ。ちなみにマーヤは前の日、この曲の事を「プーって言う奴」と呼んでいた。タイトルは覚えてないそうだ。 さておき。私が観た3日間の中でもっとも激しいテンションで繰り出される。 マーヤの動きも3日間で一番切れがいいし、客のノリも一番だった。ケイゾウは歌詞を替えて歌ってて、それが何と歌ってたのか忘れてしまったんだけどその時はエラく感動した私。忘れちゃあライブレポになんねえだろ?すいません。 スピーカーはまたもや私の居る位置よりも後ろにあるので、マーヤのスクリームが聴き取れない。唾と汗だけが降り注ぐ。 私は3日とも暴れるマーヤのギターをヒョイヒョイ避けとおしてしまったが、この日は私の隣の友が見事にヘッド部分で殴られた(そういえば四日市でも別の友がやられて、手応えがあったか?気がついたマーヤ、その子の頭なでなでしてた)。 私もやっぱり殴られときゃ良かったかな(←やっぱりバカ)。やはりマーヤには気にしないで思う存分暴れ廻ってもらいたい。 マーヤの頭をまたもやシャンプー(妄想だが「触ってくれ」としか思えない?位置に頭が来るんだもん)。 ケイゾウの瞳が異様な輝きを放って客を威嚇してくる。セットの位置がいつもと違うため、私の居る所からはジュンの姿は殆ど見えない。 ステージの高さは私の膝少し上くらいのため、後ろからの圧迫でステージ側に何度も倒れそうになる。なんとかモニターで体をこらえるが、そのこらえてるモニターが何度も浮いてしまう。 “☆☆☆”か“スパイボーイズ”どちらの時だったのか記憶不鮮明だがマーヤ、私の目の前のモニターに足をかけたと思ったら、すんばらしく気持ちの良いキレイなフォームでギター弾きながら足から客席に大ジャンプ! 私は上を向き、頭上高く越えていくマーヤのお尻を見送った。2mくらい飛んだんと違うか?(大袈裟??)助走も無しに人はあんなに高く、そして長い距離が飛べるものなのか?と思うほど。やはりこの人の運動神経はいい。 男の子達が一斉に後ろに移動するので、私の後ろにちょっぴり空間があいたため、シールドをフロアに送り込む手伝いをする。 AKKYBEERのしげちゃんがやはり手伝っていたような気がする。違うかな・・・? 神輿状態でマーヤがステージに戻ってくる。もちろん飛んでる間も戻ってくる間もギターはしっかり弾いている。ボキャブラリーが貧困なのを棚にあげて言うが「カッコ良すぎ」これ以上の表現なんて要らない。 “スパイボーイズ”では全く極自然に「さあ早く走り出せ!」部分が客による合唱となり、ケイゾウは唄ってなかった。そんなお約束なぞ何処にもかわされてないのに、本当に自然で感動的だった。 ふと気がつくとマーヤのシャツに赤いものが。私、口紅つけたか?と真っ青になる。新品のシャツなのに(ちなみに古いのはマーヤから直接戴いてしまいました。いくらお金積まれても絶対に誰にも譲りません!笑)。 でもそれは間違いで、赤いものは私の口紅なんかではなく、マーヤの血だった。右手の小指が切れていて、徐々にギターのピックガード付近を中心に細かい血しぶきがかかってゆく。 痛々しいような、でも不謹慎だがこういうの本当に似合うなあ〜と実感してしまった。 「最後の曲です。」というケイゾウのMCで新曲。 今日もまたとてつもなく濃かった。他のバンドなんかでよく時間が短くて〜とかいう話を聞く事もあるが、所詮、曲数や時間なんかじゃねーんだよ。 本当に最強なバンドが、最強なライブをやるのに客を満足させるのにそんなもんなんか関係ねえんだよ!つくづく実感したよ。 セットリスト |
☆管理人から一言★ スパイボーイズの合唱って素晴らしいですねぇ!いや〜ん素敵☆ 私も、マーヤの流血を一度は拝んでみたいもんです。額からダラダラ流したりするのって似合いそう。 |