2002年 8月6日 名古屋ダイヤモンドホール 爆音交差点 KING BROTHERS/シーナ&ザ・ロケッツ/NUMBER GIRL/LOVE JETS/zoophilia |
最前列だとあまり何言ってるか聞き取れないんだよな・・・って訳で久しぶりに「少し後ろ」で観るつもりで余裕かましてました。 しかし私は忘れていました。自分には「始まってしまうと無意識に前に突っ込むクセがある」事を。 結果、マーヤ前、背の高いナンバーガールファンの背後2・5列目ぐらいで彼等を観ることと相成り「こんな見えん・・・。最前へ行く余裕あったんだから行けばよかった」と後悔したりしたのでした(笑。見えなくても十分楽しめるんだけど)。 セット位置がフジの時と同じ。ジュンが向かって左でケイゾウが真ん中、マーヤが右。マーヤのマイクがステージの端に近いところに置かれているのに比べるとケイゾウのはマーヤの位置よりかなり中寄り。 これはフジだけの特別編成ってワケでも無いんだな〜と。厳しい顔付きでマーヤが一番に出てくる。 今日はいつものオープニングの、ジュンによるスティックを高々とあげてスネアに打ち下ろし+「ジャーン」は無し。 何の予告(笑)も無く、特徴のあるギターリフをマーヤが弾き出す。 ケイゾウが様々な音やフレーズをマーヤのリフの間に挟みこみ、私はてっきり新たな新曲だと思い込み(笑)「これ、グルーヴィーでカッコ良いなあ」とうっとり。 そしたらあれ?ケイゾウがピックスクラッチしていく。フジの時より控えめな長さかつ一呼吸おいてから(?)マーヤへ引き継がれて行く(しかしマーヤのピックスクラッチは極短め)。 あの新曲だった。一番最初にこの曲を聞いた時の、特徴的ギターリフはこのリフだったかどうかイマイチ自分に自信が無いので不問にしたいが(コラ)違う様な気がする。 フジで聴いたのとアレンジがまた変わっていてポップな風味が強かった気がする。私の、個人的好みとしてはフジでの方が良かったが。・・・それはともかく。 会場もいつもと違う展開に、最初はやや戸惑い気味にも感じられたが、直ぐに受け入れられていく。 ノリまくるというよりは「新曲をキチンと聴きたい」という雰囲気。 当初厳しい顔つきだったマーヤがなんだか物凄い笑顔を見せ始める。何がそんなに嬉しいんだ?ギターの音が良いからか?(笑)。 素の笑顔よりステージ上では「二ヤリ」が見たいなあ(あくまでも個人的意見)。マーヤダンスを繰り出し、マイクスタンドを倒し、客席へと突っ込み気味にギターを弾きまくる。 続いた“1979”で場内はやっと大盛り上がりを見せ始めるがケイゾウに「西宮からあ、四時間かけてやってきたのにぃ!名古屋このザマくわあっ!死ね!」と言われてしまいました(笑)。 リズムに合わせてケイゾウが大きく左足をドタドタとステージを、まるで徹底的に踏み潰してやる!が如く、踏みつけている姿が非常にカッコ良かったりして(言うまでも無いけど足長いし)。 “1979”も“☆☆☆”も“マッハ倶楽部”も随分と明るい(?)音に聴こえたけど、これはこれでカッコ良かった。 ジュンが何本も何本もスティックを折りまくり、いつもながら目にも留まらぬ早業で新しいスティックを出すのが、新しい編成だと私の位置から良く見える。 マッハ倶楽部ではマーヤ、「速さじゃオマエには負けねえ!絶対に負けてねえ!日本国内じゃ負けねえ!」 ケイゾウ「これがロックンロールなんですよおおっ!」 マーヤ「ブルースとロックンロールで!ブルースとロックンロールでブレイクビーツだ!」←何これ?笑 などとスクリームしておりました。 ケイゾウがマーヤ側のステージ端ぎりぎりまで来たりしたので、「プチケイゾウ前」が楽しめたり(よく書いてるけど、私はケイゾウの語りまくる、悲しみと美しさを湛えた瞳を直視出来ないのでかなり動揺した。笑)マッハ倶楽部で盛り上がってたら、自分を見てビックリ!着ていたTシャツのスソが胸までめくれ上がっている!キャーと慌てて下ろそうとするが、人の圧迫でなかなか戻せない(公害)。私の目の前に居た兄ちゃん、気が付いてはいないと思うがスマン・・・。泣。 その後、イントロに使われた特徴的ギターリフが再びマーヤによって弾かれ始め、再度驚くアタシ。 最初と最後をリンクさせる構成とは。終わらないぜって意味?(謎・笑) ケイゾウが「こんな街!オマエラとは二度と会う事は無いでしょう!」と叫んでスタスタと退場。マーヤは客席に手を振って退場。手を振ったんだよ?信じられる?笑。 贅沢になってる私は物足りなさを感じながらも、キングの変化について少し考えてた。 変化期というのは色んな事が起こりうる。試行錯誤の末、マジックが起こるか?私はこのキングの変化期をこの目と耳でしっかりと見届けたいと思う。 見届けた後ってのは来ないのかもしれないけどね。 一生変化し続けるのかも。 セットリスト |
☆管理人から一言★ 素の笑顔に、手を振りながらの退場…一体何なんだ(笑)何がそんなに嬉しい?マーヤ!私もステージ上では「ニヤリ」と変態チックな笑みをうかべて欲しいな。3月に名古屋で見た、あの超コワイ笑みをまた見てみたい……。そしてやはり、ケイゾウは名古屋がお嫌いなのねっ(泣) イントロとイントロ曲のリプライズで構成するとは…。むぅ、聴いてみたい。 |