2003年 6月14日 神戸チキンジョージ
"BATTLE IN KOBE"
エレファントカシマシ/DMBQ/
KING BROTHERS

私にとって今年初のキング。
はっきり言って、私は13をマトモに聴いていない。というか、私には聴けないアルバムだった。
そしてライヴを見た人の様々な感想を聴いて、とても複雑な気持ちになっていた。
「今日は私の目で見て、聴いて、しっかり見届けてこよう!」と思い、神戸へ向かった。

午後5時前にチキンジョージへ到着すると、かなりの大行列。
私とチロさんのチケを持ったビリー君、そしてのり☆ちゃんの到着を待ちつつ、たまたま私達の前に並んでいた子と話をしていた。
広島から1人で来たというエレカシファン。キングもDMBQも初めてだという。ライヴ後、DMBQにメロメロになってしまうことを、この時彼女はまだ知るよしもない(笑)

開場してから約20分後、チキンジョージに入場。入ってまず前に行き、一番手がDMBQなのかキングなのか機材の確認をする。どうやら一番はキングだ!!何故かリーダーの金アンプが青く塗り替えられていた。
私はマーヤ側4列目あたりを確保。どうやらこの辺りはほとんどエレカシファンみたいだ。

6時を少し回ったところで客電が落ちた。3人が登場したとたん、皆モッシュしまくり。ステージの高さが低く、4列目なのにすごく見えにくい。
ジュン君は全く見えず、ケイゾウはかろうじて顔が見える程度。マーヤは肩のあたりまでしか見えない。ガーン。つま先立ちでなんとか頑張る。

「俺が一番好きな曲をやります!」とケイゾウが言い放ち、 1曲目は「男は行く」!ギャー!!
目をギラギラさせながら歌うケイゾウ。
やっぱりキングはギラギラした感じ、ヒリヒリした感じが「らしい」と思う。
マーヤは毒たっぷりにニヤリとしてみたり、客を睨みつけたり。大きなアクションはないけど、オーラを放ってる。「あぁ、今年初めての生マーヤだぁ…☆」とうっとりする私(キモイ)
「男は行く」って、すごくキングにピッタリの曲だと思う。『俺はお前に負けないが お前も俺に負けるなよ』とがなるケイゾウから目が離せなかった。
この時の雰囲気をどう表現したらいいのか分からないけれど、背中から炎がメラメラと出ているような、そんな感じ。
熱くて、ギラギラしていて…私の求めていたキングがそこに居た。
「男は行く」を聴けたっていう事が、私にとってはこの日一番の収穫。

このアツーイ空気のまま、「☆☆☆」へ。私は拳を振り上げて跳ぶ!
そしてマーヤのアクションが爆発しはじめる(笑)客席に凹←こんな感じでセキュリティー用のちょっとした通路があるのだが、その通路と客席を分けている柵にマーヤが立ち、変な顔してみたり、足をカクカクカクカクさせてみたり、なんだかワケが分からない(笑)もちろんマイクは口にくわえたまま。
そして、曲中盤のマーヤタイムではそこに立ったまま、
「俺のギターでギッタギタ!!!」
とスクリーム。あぁ〜ん☆もぉギッタギタですワタシ。久々のマーヤ節にメロメロ★

「ドカドカ」あたりから、ケイゾウの髪がどんどん膨張してくる(笑)パーマを少しかけたのか、それとも天然なのか、やけにクリンクリン。
人の頭の間からチラッと見えたジュン君はゆる〜〜くパーマの名残りがあるミディアムヘアといったところ。やっぱりスティックを振る姿が力強い。マーヤは前髪パッツン☆お坊っちゃま風でした。

「夕日の街」〜「ひとつぶの涙」の記憶はほとんどないが、確か「ひとつぶの涙」の途中で、ケイゾウが歌の途中で客を睨みながら「ボケッ!!」と言い放っていたところがあり、すごく印象に残っている。

「1979」の中盤マーヤタイムでは、延々「アホー!アホー!!」「ボケーッ!ボケーーッ!!」とスクリーム(「☆☆☆」の方だったかもしれません…)すごく盛り上がって、笑わせてもらった。

「メッセージ」も「素晴らしい世界」もCDより曲に厚みが出て、広がりがある感じがしたので、単純に「あ、いいじゃん」と思えた。
やっぱり、CD聴いただけで悶々としてるよりも、見て確かめた方が良い。音は変わったけれど、彼等の本質は変わっちゃいない。それが確認できて良かった。
これからも彼等を応援していこうという気持ちを新たにしたライヴでした。

そういや、今回はメンバー紹介が全く無かったなぁ…。なんでだろ??

セットリスト
1.男は行く
2.☆☆☆
3.ドカドカ
4.夕日の街
5.ひとつぶの涙
6.1979
7.メッセージ
8.素晴らしい世界


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