2005年 5月4日 高円寺UFO CLUB おにんこ!PRESENTS「Zokkon all Monsters!」 おにんこ!/オシリペンペンズ/和田ロッカーズ(和田シンジ+マーヤ)/Americo |
2番目に出た和田ロッカーズ。ギターとドラムの音とともにカーテンが開くと、そこにメッシュヘアのマーヤが。後ろからどっと圧力がかかる。 マーヤは私服(笑)の青いスタジャンで、いつものフレッシャーではなく赤っぽいセミアコギターを持っていた。ワダくんはいつもの半裸姿。 ギターをかきならしながらキングの時よりもドスの効いた声でマーヤがスクリーム。 「ギターがうまくなりたかったー!でもうまくなれへんかったー!ワダロッカーズが教えてくれたー!ギターの弾き方教えてくれたー!歌がうまくなりたかったー!でもうまく歌えへんかったーっ!」 マーヤのスクリームの間合いを見ながらワダくんがドラムで乱入する、一対一のバトルのような雰囲気。 しかし、始まって間もなくアクシデント。ストラップが壊れたか何かで(他のトラブルだったかもしれないけど私の位置からはよく見えなかった)どうやらギターが弾けなくなってしまったらしい。 マーヤは何度かストラップを固定しようと試みるけど結局諦めてギターを捨てる。 「ギターが死んでしまったーっ!俺の武器はマイクと、声と、ビートだけになったーっ!」 あとはもうひたすらスクリームしまくり。時折マイク二本も持ってマーヤ吠える吠える。 「ウサギとカメの競争ならー!俺はいつもカメやったー!でも足は早かったーっ!」 「ロックやるのにギターなんていらん、声だけで充分やー!」 「俺の言葉なんて全部嘘やー!俺の動きだけ見とけー!」 そこに緩急をつけてワダ君のドラムが絡んでいく。なんともいえない緊迫感。 あとやる気のないヤツは大嫌いとか俺にノイズをくれとか色々言ってました。段々スクリームが力弱くなっていったと思ったら、「俺一人では無理や」とぽつっと言って、たしか一瞬のブランク。 そこへワダ君の轟音ドラムがなだれ込むと同時に、マーヤが一度捨てたギターを振り上げて力一杯ステージに叩きつけた! この人、ギターをぶっ壊しながらビートを刻んでるよ! ネックがきれいに折れてしまった後も、ドラムに合わせて何度も何度もマーヤはギターを振り下ろし続け、無惨な残骸にしてしまった。 ワダ君のドラムが止むとともに演奏が終了。あっという間、たぶん15分行ってなかったと思う。 時間は短かったけどなんだかすごいものを見てしまった。マーヤのギターが問題なかったらどんな音になってたんだろう? できたらこの編成でもう一度見てみたい。 |
☆管理人から一言★ レポ、やっとUPできました。遅くてごめんなさい〜〜!しかし、すごいステージだったようで。ギター壊しながらビートを刻むマーヤ…壮絶ですねぇ。 関西でもぜひやって欲しいです!こんな貴重なモノが見れたなんて羨ましい〜! |