2006年 8月1日 梅田Shangri-La KING BROTHERS presents 「王様のあなたを血祭りにあげる百の方法」 KING BROTHERS/GUITAR WOLF |
8/1、待ちに待った血祭り!!マーヤ骨折、そしてマーヤ復活と同時にリンダさん脱退。ベースが入って4人に?!と波乱続きのキング。そんな中迎えた血祭り。さて、どうなることやら〜。 シャングリラはまだ開店して一年の新しいライブハウス。赤いカーテンとフロアのシャンデリアが渋谷のチェルシーホテルを彷彿させる。 出入口からフロアに向かって階段状になっていて、後方でもステージを見やすい。なかなかいい雰囲気のハコですな。 荷物をまとめてから、前方へ。キングが最初みたいだ。 リーダー側とマーヤ側どっちに行こうか入るまでは迷っていたけど、前方がガラ空きだったのでマーヤ側へ。 危なくなったらリーダー側に避難しよう。周りに危険人物がいないか確認、確認!(十三の事件がちょっとトラウマになっている・笑) 開演時間になって人がかなり詰まってきた。スタッフさんも出てきてるし、そろそろかな〜と緊張する。 …が、全然始まらない。20分経過しても始まらない。あんまり押すと帰りの時間ヤバイんですけど…。 約25分押しでやっとスタート。マーヤが一番に出てくる。よかった〜元気そう!! で、サポメンの2人も登場。ベースのレイ・ブカネロ・シンノスケさん。とってもメキシカンです。 ドラムのタイチさんは想像してたよりも体格良い。リーダーは髪がすっごく伸びてる!前髪ジャマにならんのかしら。 「平日なのに、こんなにたくさん人が来てるっていうことはぁ、この街にロックンロールがあふれてるっていうことなんじゃないんですかぁぁ?」 というリーダーの言葉にフロアが盛り上がる。マーヤもニコニコ。すごく機嫌良さそうだ。 一曲目はルルから。後ろから一気にモッシュが来る。うーん、この感覚も久々。ワッサワッサ揺れて気持ちイイ〜。 さて、今日初のマーヤタイム。 「骨折して、ゴメンナサーーーイ!!!」 まず客に向かって深々と謝罪(笑)手足がピッチリ揃ってます。 「だけどー!骨折に負けずに(?)勇気を出してロックンローール!!」 とガニ股でガッツボーズ。 「今日は犬が何匹だーー?ワン!ワン!ワン!ギャーオ!」 とか何とか。スクリームもなかなか良い調子。 「魂を売り飛ばせ!!!」 リーダーが叫ぶ。わお!!さらに激しく揺れるフロア。 マーヤと一緒に叫んで楽しい☆タイチさんに目を向けると、2曲目にしてもう肉汁が(笑)しんどそうに見えるけど大丈夫か?? 客席からダイブしてステージにあがってみたりするヤンチャな方々もチラホラ。あらら。マーヤが「あがってこーーい!」と煽る場面も。 曲が終盤にさしかからないうちに、 「行こうー!明日をこえろ!!!」 こんなに好きな曲ばっかりやってくれて、どーしてくれるんですかっ! サクサク曲が進む。久々に聴く気がするけど、前回見た時(今年2月)もやってたのね。 音に厚みがあるせいか、曲としてまとまって聴こえるなぁ。 リーダーの歌もマーヤのギターソロもカッコ良い。部分的にマーヤも一緒になって歌ってて新鮮。すごくイイ! ☆☆☆☆も、リーダーの歌が今までよりも丁寧な感じ。 曲の中盤から、マーヤが完全に白目になる(笑)ぶるぶる痙攣しながら唾液垂れ流してる姿がステキ☆トキメキます。 で、確かこの曲で一回目のマーヤダイブ。周りにけっこう人が詰まってたので楽でした。ステージに戻る時、マーヤのおマタに私の頭がスッポリおさまる形に(笑) アラ〜どうしましょ!嬉しいわぁ…(死) リーダーのダック・ウォーク(←名称間違ってたらゴメンナサイ。腰低くして、ピョコピョコ移動する動きのコトです)も見れて、吹き出してしまう私。 轟音が鳴り止み、ドラムの音だけが響く。リズムだ。これ聴くの久々! 「キングブラザーズ!キングブラザーズ!!キングブラザーズ!!!イカしてるよぉ!」 「左からマーヤ!それから、メキシコからの使者、レイ・ブカネロ・シンノスケ!神戸の港を揺るがした男ぉ!ミスタータイチ!この4人でやってんだぁ!」 「別に踊らなくても関係ないんですけどねぇ、チケット代払って来たんなら踊って帰ってください!」 マーヤのギターの後にワンテンポ遅れてベースを入れるアレンジにしているけど、かなり違和感を感じた。このアレンジはいかがなものか?? 音数の少ない曲なので、ヒマを持て余した(?)マーヤは最前の客とノンビリ握手会(笑) 何やってんだか…と思いつつ、キャッキャと手を伸ばしている自分がいる(アホ)私は最前ではないので、手が届きませんでした。ガックリ…。 タイチさんのドラムスティックを借りて弦を叩いたり、スライドバーがわりにしたり。途中のマーヤソロでは、スティックを口にくわえ、痙攣しながら変態ギタープレイ。ベースが入った分、音的にいろいろ遊んでいて興味深かったけど、もっとカッコ良くして欲しいな〜。 キングにしては珍しく(?)途中でチューニング。その間にちょっと休憩。ふぃ〜。かなり暑い。ひと呼吸おいて、ギターウルフについて語り出すリーダー。 「この後登場するギターウルフは、俺が高校生の時に見てこのバンドを結成したくらい無くてはならない存在なんですよぉ。世界で一番尊敬するバンドギターウルフに、イベントに出演してもらって本当に恐れ多いんですけどぉ、どうか最後まで楽しんで帰ってください!!」 「じゃあ、この曲聴いてください!スーパー]!!」 ギャーー!!!キャーーー!!!ヒャーーー!!!!とその瞬間、奇声をあげてしまった私(笑)いやーもう嬉しスギー! 一気にフロアの温度が上がって、モッシュもさらに激しく。くさっちまうまえに!!と周りは大合唱。 マーヤのスクリームも大爆発。リーダーの眼光も一層激しくなった感じ。確かこの曲で2度目のダイブ。マーヤを支える人波が左右に揺れてかなり危なかった。 ちょっと一瞬マーヤ自身もグラグラして落ちそうになり、ヒヤッとした。お客さんもマーヤも何もなくて幸いでした。 消えうせろになって、かなりマーヤ側がギュウギュウで息苦しくなってきたので、「こりゃーダメだわ。限界かも〜」と、リーダー側に目を向ける。ちょうどイイ感じに空いてるスペースがあったので、そそくさと移動。 真ん中あたりで必死にフロアの床に目をこらして落し物探しをしている2人組の様子が気になり、消えうせろの半分くらいはマトモに聴けていない(笑) 落し物見つかって良かったですネ!私もホッとしました。 しかし、消えうせろの歌詞は胸に刺さるなぁ。 「何かひとつでもやり遂げられたのかぁ?!」って。そんな事言われたら、マトモにリーダーの顔が見れなくなる。 だって私、仕事ほっぽり出して血祭り来てるんですから…。 ロックンロールに魂を売り飛ばして、ダメ人間街道まっしぐらです。ホゲーーン。あ、でもマトモになる気全然ありませんから!(開き直り) ソニックスの後にまたメンバー紹介。 「本当に熱い夜ですねぇ。スバラシイ!まったくスバラシイ!」 「もう一度紹介しましょう!」 「俺の最もあい………信用する相棒!コヤママサフミ、マーヤ!」 ………リーダー!!『愛する』って言いたかったんぢゃーないんですカーーー?!何故そこで言い直すか!言えよ、いっちゃえよ!!! その方が腐女子的に面白いんですけどっ! 本当にリーダーってば、マーヤにベタボレなんですネッ☆きゃは★☆ネオロマ〜ンス。 その後、「足の折れた男―!」と言われてました。 「そして、メキシコからの使者!イカレたファッションにイカレたフェイス!ミスター、レイ・ブカネロ・シンノスケ!」 「真ん中でドラムを、たたっ、たたっ(←裏返った声で)叩きまくってる男ぉ!神戸を揺るがすビート!ミスタータイチ!」 この『たたっ、たたっ』がメチャクチャおかしくて爆笑!!しばらく私の中でブームが続きそうです(笑) これがリーダー自身もおかしかったらしく、ちょっと吹き出しながらしゃべってました。 そしてメッセージへ。リーダーとマーヤ2人で歌う。 この曲はベースが入ったことによって、世界観が広がってる気がするな。心地良い。音に包まれてる感じがする。バーッと後ろから後光が射してるような照明もピッタリ。 ウットリしたところで、 「最後の曲聴いてくださーい!マッハクラーーブ!!!」 音が鳴り出すと同時にわーっと勝手に身体が前に突っ込んでいた。マーヤと一緒にスクリーム!わーー!!! マッハ倶楽部のマーヤタイム、異常なまでに長かった。 まず、ステージ向かって左のスピーカーによじ登る。天井にチェーンで固定されているので頑丈です。よじ登っても安心ネ☆ 上にあがるなり、 「あったけー!あったけーー!!」 と連発。そりゃ、そこはあったかいでしょうなァ…。 「悪魔が手招きしてるぜー!!いらっしゃい、どうぞこっちへいらっしゃい。キングブラザーズと一緒にいらっしゃい……用意はいいデスカーーー?!」 「カム、ボーイ!こっちへ来い!」 と自分の下へ手招きするマーヤ。男性限定みたいだったので(?)遠巻きに見ていると、 「みんな俺とつながれっ!!こっちへ来い!終わらねー!!全員やるまで終わらねーーーッ!!!」 とか言い出したので、「あ、ウチらも行っていいんだー」とマーヤ前に行き、見知らぬお兄さんと手をつなぐ。 全員で手つないで、なんか不思議な感覚だ。その後「指切った♪指切った♪」と変なメロディーに合わせて何故か皆で指切りげんまん。一体どういう企画だ?(笑) 「西宮のー!西宮によるー!西宮のためのー!ウワーーォ!!」 マーヤタイムを堪能しつつ、チラッとステージを見てみるとブカネロさんが曲に合わせて変なダンスをしてて笑えた。 「俺の住所はナントカ〜♪俺のじいちゃんナントカ〜♪俺の姉ちゃんマドンナ〜♪」 という歌も披露。その後、マーヤがフロアに向かって飛ぼうとしていたが、実際飛んだかどうかまでは記憶が無い。(多分飛んだと思う) ステージに戻ったマーヤの「ロックンロールで完璧さーー!!!」で完全にプッツンしてしまって、メチャクチャに踊り狂う。 おかげで、指切りした後の記憶がほとんど飛んでしまいました。チーーーン。 結局血祭り自体は、ウルフの本編終了まで見て会場を後にした。名残惜しいがしょうがない。明日も仕事が待っている。 4人になっても、さほど違和感なかったように思う。単純に楽しかった!! ぶっちゃけ、リンダさんを見た時よりも安心して音に集中できた。ただ、ベースの音の良し悪しは曲によりけり。 これからどう転がっていくのか、これからもキングブラザーズを見守り続けていきたい。 セットリスト |