2015年 6月19日 高松DIME
ガガガSP 全国行脚ツアー2015 「ガガガを聴いたらコンニチワ!!」
ガガガSP/KING BROTHERS /踊ってばかりの国

急遽行ってきました高松DIME。
キング側がゲストになっている対バン形式でのライブを見るのは久々だったので、とても新鮮でした。ほぼ8〜9割方ガガガのファンで埋め尽くされた、アウェイ感満点の会場…。
でも結果的にアウェイでのキングブラザーズ最高ッ!でしたね!!

ステージ上部から3人登場。(DIMEは元映画館なのでちょっと変わったつくりの会場なのです)あ、ゾニー君がジェイソンマスクを付けていない!
一曲目は「スパイボーイズ」から。
マーヤは冒頭「ジャーン!」の後もアンプから降りず、なんとアンプごと無理矢理移動するという荒業を披露(笑)
アンプの上で身体を動かし、アンプのキャスターをグイグイ動かすという、今までにない形のパフォーマンスに爆笑!

立て続けに「死神のビート」。
後半の「あぁ!あぁっ!」とリーダーが叫ぶところ。
「あぁっ!」と言いながら、両手の人差し指でフロア出口付近に向かって交互にツンツンツンツンしているリーダーの動きがツボって、私は腹筋崩壊寸前(笑)
何なんですか、そのコミカルな動き〜?!

フロント二人とも、『喋りすぎじゃない?』と思うくらいよく喋るし、動きのひとつひとつがどれも面白い。
「あッ!!ああ」では、歌詞の内容に合わせたヘンなジェスチャーを延々披露するマーヤ。しかも動きがキレっキレ!なんじゃこれ?!
「戻れない〜」と歌ってるときとか、手で×マークを作ったりしているし。
歌をじっくり味わいたい曲なのに、マーヤの動きでいい歌が台無し(笑)

最初は盛り上がり方が掴めていない感じのガガガファンの皆さんも、次第にモッシュしたり、積極的にロックンロールを支えに行ったりとで、楽しんでる様子が如実に分かってとても嬉しかった。

わりと序盤のあたりだったかな?フロアに一人で降りたマーヤ。お客さんと一緒に踊ったり、服を掴んだり。その様子をステージから見ていたリーダーが、
「ロックンロールがそっち(フロア)に行ったらお気をつけて」
とさりげない気遣い。大統領優しい…(笑)

「デカいビートの曲、いきましょう!」のリーダーのお言葉から「Big Beat」。
リーダーとマーヤの二人でダンス指導のお時間です。
ゾニー君のソロコーナーが見どころのこの曲。ドラムソロが始まるや否や、ドラムの真ん前でマーヤが延々ヘンなダンス。
せっかくのドラムプレイが見えずらく、『マーヤ邪魔!どいてっ!!』と思わず言いたくなった私です…。

ダンスの後は、マーヤ先生によるブルースとロックンロールの講座。このくだりが長かった!(笑)
「デルタ・ブルースをインターネットで検索してくださいッ!」
「チャック・ベリーをインターネットで検索してくださいッ!」
と客にググるよう要求(笑)
大事な語句を忘れないよう「デルタ!」「チャック・ベリー!」とコール&レスポンスで暗記させられる。
「そして、バックトゥザフューチャーを見てくださぁい!!」
以上のことで大体ブルースとロックンロールについては分かるらしいです(笑)

その後、マーヤのギターを聞きながら「アッ、チャック・ベリーみたいじゃない?」とマーヤを見ながら言うリーダー。
何なんだこの茶番…(笑)コントみたいでした。

「このビートが最高潮に達した瞬間、ロックンロールが爆発するッ!」とリーダーが言い放った後のBig Beat後半。さっきまでの茶番を微塵も感じさせないカッコ良さでシビれる!!フロアをデカいビートで巻き込んでました。

そして!この日一番のサプライズが!!
イントロのギターで『あっ?!これ初期曲!BULBの!』というのは分かったけど、何の曲かすぐに分からず…(最初は「のりおくれんな」かな?と思ってました)
リーダーの「キング オブ ブギー」という曲紹介で、
『!!!!』

多分生で聞くのは初めてなので、あまりの嬉しさに思わず悲鳴をあげてしまう!
これを聴けただけでも、高松まで来た甲斐がありました!!!!(涙)
BULB盤では若干聞き取りづらかった歌詞が、とてもクリアに聞こえました。すごーく嬉しかったっ!!!

最後は「マッハクラブ」。
マーヤタイムでのスクリームが素晴らしかった。
「お前らこの後(ガガガで)暴れるだろ?分かってます!!」
「無駄な体力使ってる場合じゃないと思ってんだろ?体力温存、それでもいい!」
「今お前らを一曲でも踊らせることが俺達の使命だッ!」
「それができたら、ガガガSP!今日は俺達の勝ちってことでいいですかーッ?!」
このスクリーム、素敵!これで一気にフロアの空気が変わったというか、一体感が増したように感じました。

飛び込む為に前方に客を集めるマーヤ。飛び込む直前「持ち時間が押しとんじゃー!」的なマーヤのスクリームがあって笑う。
フロア真ん中あたりに来てから、私はマーヤの左足担当になり立つ為のお手伝い。肩にマーヤの足を乗せてしっかりと担ぐのも久しぶりな感じ。

上でマーヤが『回れ!』とジェスチャーをするので、指定される向きに足の方向をその都度変えていたら、ガガガファンの皆様がマーヤの周りをぐるぐる高速回転を始めるから、一体何の儀式かと思った(笑)
マーヤ神輿を囲むようにサークルって斬新な光景だったなー。

足を担ぎながら、マーヤを見上げての全力ニシノミヤコール!!燃えた!!
濃厚に凝縮されたライブ。レア曲が聞けて大満足の楽しい時間でした♪

しかし残念だったことがひとつ。
後半、リーダーの前髪が額に真横にペターッと張り付き、サッカー選手がよく付けてるようなヘアバンド調に。
そのあまりのダサさに泣きたくなったわたし…(笑)
そろそろ髪を切ってはいかがでしょうか大統領。でも後ろで髪をひとつにまとめてるのは萌えます…

セットリスト
1.スパイボーイズ
2.死神のビート
3.Keep on rollin'
4.あッ!!ああ
5.黒くぬれ!!
6.Big Beat
7.ビッグボス
8.キング オブ ブギー
9.マッハクラブ


1こもどるアイコン
トップにもどるアイコン